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全国選手権第36節 対戦組合せ
以下の5試合の概要はこの記事で。
・2024/11/26 アトレチコ・ミネイロ(CAM) x ジュヴェントゥージ(JUV)
・2024/11/26 パウメイラス(PAL) x ボタフォゴ(BOT)
・2024/11/30 クイアバ(CUI) x バイーア(BAH)
・2024/11/30 クリシウーマ(CRI) x コリンチャンス(COR)
・2024/11/30 ヴァスコ・ダ・ガマ(VAS) x アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)
以下の5試合の概要はこちらで。→ 【ブラジル全国選手権2024】第36節(2/2)[11/26-12/01]
・2024/12/01 グレミオ(GRE) x サンパウロ(SAO)
・2024/12/01 フラメンゴ(FLA) x インテルナシオナウ(INT)
・2024/12/01 ヴィトーリア(VIT) x フォルタレーザ(FOR)
・2024/12/01 RBブラガンチーノ(RBB) x クルゼイロ(CRU)
・2024/12/01 アトレチコ・パラナエンセ(CAP) x フルミネンセ(FLU)
全国選手権第36節 試合概要
アトレチコ・ミネイロ(CAM) 2-3 ジュヴェントゥージ(JUV)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=ixsh3qE1Zto
(JUV) : 22' #21 ルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)[#17 エジソン・カリオカ(Edson Carioca, 1997)]
(JUV) : 67' #9 ジウベルト(Gilberto, 1989)[]
(CAM) : 73' #45 アリソン(Alisson, 2005)[#11 バルガス(Vargas, 1989)]
(CAM) : 81' #11 バルガス(Vargas, 1989)[PK]
(JUV) : 90+3' #7 エリキ・ファリアス(Erick Farias, 1997)[#5 ルイス・オヤマ(Luís Oyama, 1997)]
今節前の順位
アトレチコ・ミネイロ(CAM)は全国選手権1勝14分11敗勝点44の10位。
ジュヴェントゥージ(JUV)は全国選手権9勝12分14敗勝点39の15位。
得点シーン
(JUV) : 22' #21 ルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)[#17 エジソン・カリオカ(Edson Carioca, 1997)]
相手陣左サイド深くでMFエジソン・カリオカがプレス。相手DFが縦に蹴りだしたボールをVOLホナウドがカット。MFエジソン・カリオカがそのボールを受けると、PA入口を中央へ切れ込みながら進行方向へボールを送る。ペナルティーサークルの淵からMFルーカス・バルボーザがダイレクトに左足を振り抜くとボールはゴール右隅に決まる。[0‐1]
FWルーカス・バルボーザは、サントス育成出身で2021年4月に20歳のプロデビューを果たした194㎝の長身ウィンガー。2022年にはサントスで41試合4得点4アシストの成績を残すが、シーズン終盤から次第に出場機会を失い、2023年後半はサントスの残留争いのライバルとなったコリチバへ期限付き移籍。2024年1月ジュヴェントゥージへの期限付き移籍加入が決まり、シーズン当初からレギュラーとして活躍。2024年は54試合14得点5アシスト。最近の4試合で3度目のゴール。サントスでの評価も高まっているとの報道もあり、残留を置き土産にしたい。
(JUV) : 67' #9 ジウベルト(Gilberto, 1989)[]
右CKからVOLジャジソンが蹴ったボールは大きく逆サイドに流れる。一旦後方に下げたボールを左SBエヴェルトンが縦に鋭くグラウンダーで送ると、CBダニーロ・ボサがDFと入れ替わるようにボールを受けシュート。アトレチコGKマテウス・メンデスが倒れ込みながらボールを弾き返したものの、角度のない位置からFWジウベルトがシュートに持ち込み、間合いを詰めたGKマテウス・メンデスに当たったボールがゴールに吸い込まれる。[0‐2]
FWジウベルトは、2008年2月当時全国選手権3部サンタ・クルスからコパ・ド・ブラジル一回戦にて18歳のプロデビュー。その後インテルナシオナウを始め、カナダやアメリカ、国内ではヴァスコ・ダ・ガマやサンパウロなどを遍歴するが、いずれのクラブでも控えに止まる。2018年7月に加入したバイーアにてレギュラーの座を獲得すると、2021年までの3年半に189試合83得点14アシストを記録。ジュヴェントゥージにはアル・ワスル/UAE、クルゼイロを経て2024年1月に加入。2024年は39試合11得点1アシストを記録中。
(CAM) : 73' #45 アリソン(Alisson, 2005)[#11 バルガス(Vargas, 1989)]
ピッチ中央からのボールを受けたFWバルガスが相手最終ライン右へボールを送ると、スピードに乗ったFWアリソンがワンタッチでDFを置き去りにし、間合いを詰めるGKの頭上を越すふわりとしたカヴァジーニャのシュート。ボールはゴールネットに吸い込まれる。アトレチコ・ミネイロの反撃開始。[1‐2]
FWアリソンは、アトレチコ・ミネイロ育成出身で、2023年7月に全国選手権にて17歳のプロデビュー。同年は5試合の出場に止まるが、2024年2月リオデジャネイロ州選手権にてプロ初ゴールをマークすると次第に出場機会を掴んでいく。このゴールは5月28日リベルタドーレス以来半年ぶり3点目のゴール。2024年は33試合(うち先発12試合)3得点1アシスト。長身とスピードを兼ね備えたウィンガー。
(CAM) : 81' #11 バルガス(Vargas, 1989)[PK]
アタッキングサード入口右サイドライン際からCBブルーノ・フッキスがPA内へボールを送る。クリアボールをコントロールしようとするFWバルガスが相手DFの足にかかり転倒すると主審は迷わずPKの判定。このPKをFWバルガス自身がゴール左隅に鋭く決めアトレチコ・ミネイロが同点に追いつく。
FWバルガスは、2024コパ・アメリカにてチリ代表としてグループラウンド3試合に出場。コパ・アメリカは2016大会で6得点を挙げ得点王、2015年大会も6試合4得点1アシストの成績を収め、チリ代表の2大会連続優勝に貢献。チリ代表として118試合45得点7アシストの成績を誇る。2020年に加入したアトレチコ・ミネイロでは、準主力としてこの試合を含め165試合33得点15アシスト。2024年はこれまでアトレチコ・ミネイロにて36試合9得点3アシスト、チリ代表として12試合5得点3アシストを記録している。
(JUV) : 90+3' #7 エリキ・ファリアス(Erick Farias, 1997)[#5 ルイス・オヤマ(Luís Oyama, 1997)]
相手陣での攻撃が行き詰まり、一旦ボールを自陣PAまで下げGKガブリエウがロングフィード。相手陣PA手前左サイドでFWジウベルトがボールを確保すると、1レーン内のスペースを埋めるVOLルイス・オヤマにボールを送る。VOLルイス・オヤマは最終ライン裏にボールを流すと、ゴール正面から斜めに流れたFWエリキ・ファリアスがボールを呼び込み左足を一閃。ボールはファーサイドのゴールネット、ゴールポスト近くに突き刺さり土壇場でジュヴェントゥージが勝ち越し。[2‐3]
FWエリキ・ファリアスは、グレミオ育成出身だが、トップチームに昇格できず、2017年9月デンマーク2部にて20歳のプロデビュー。その後は短期契約で多くの下位クラブを渡り歩く。2023年8月当時全国選手権2部ジュヴェントゥージに加入すると、途中交代出場を中心に多くの試合出場を果たしチームの1部昇格に貢献。2024年は開幕からレギュラーの座を掴んだが、最近の試合ではベンチスタートが続いていた。しかし、前節の同点ゴールのアシストに続き、今節はチームの残留を一気に手繰り寄せる貴重な勝ち越しゴール。2024年はこれまで53試合7得点8アシスト。自身初の全国選手権1部の舞台で献身的なプレーや得点力が十分に通用する姿を見せている。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:59% 41% ⇒ 前後半:64% 36%
シュート(枠内): 前半:5‐6(1‐2) ⇒ 前後半:21‐13(6‐7)
パス成功率: 前半:86% 76% ⇒ 前後半:87% 72%
ファール: 前半:9‐3 ⇒ 前後半:13‐8
黄カード(赤): 前半:1‐0 ⇒ 前後半:1‐0
アトレチコ・ミネイロ(CAM)のスタメンは以下の通り。
GK : GKマテウス・メンデス(Matheus Mendes, 1999)
3 : CBブルーノ・フッキス(Bruno Fuchs, 1999)、CBイゴル・ハベーロ(Igor Rabello, 1995)、CBマウリシオ・レーモス(Mauricio Lemos, 1995)
4 : 右WBブライアン・パラシオス(Brahian Palacios, 2002)、VOLオターヴィオ(Otávio, 1994)、MFイゴル・ゴメス(Igor Gomes, 1999)、左WBフーベンス(Rubens, 2001)
3 : FWベルナルジ(Bernard, 1992)、FWアラン・カルデッキ(Alan Kardec, 1989)、FWバルガス(Vargas, 1989)
選手交代(Sai → Entra)
46' MFイゴル・ゴメス → MFアリソン(Alisson, 2005)
78' CBマウリシオ・レーモス → FWデイヴェルソン(Deyverson, 1991)
82' 右WBブライアン・パラシオス → 右WBグスタヴォ・スカルパ(Gustavo Scarpa, 1994)
ジュヴェントゥージ(JUV)のスタメンは以下の通り。
GK : GKガブリエウ(Gabriel, 1992)
4 : 右SBジョアン・ルーカス(João Lucas, 1998)、CBダニーロ・ボザ(Danilo Boza, 1998)、CBルーカス・フレイタス(Lucas Freitas, 2001)、左SBエヴェルトン(Ewerthon, 2000)、
2 : VOLジャジソン(Jádson, 1993)、VOLホナウド(Ronaldo, 1996)
3 : MFルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)、MFマンダカ(Mandaca, 2001)、MFエジソン・カリオカ(Edson Carioca, 1997)
1 : FWガブリエウ・タリアリ(Gabriel Taliari, 1997)
選手交代(Sai → Entra)
46' MFエジソン・カリオカ → FWエリキ・ファリアス(Erick Farias, 1997)
63' MFルーカス・バルボーザ → MFマルセリーニョ(Marcelinho, 2002)
63' FWガブリエウ・タリアリ → FWジウベルト(Gilberto, 1989)
70' MFマンダカ → VOLルイス・オヤマ(Luís Oyama, 1997)
85' 左SBエヴェルトン → CBゼ・マルコス(Zé Marcos, 1998)
パウメイラス(PAL) 1-3 ボタフォゴ(BOT)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=qc5e_a2XW3w
(BOT) : 19' #26 グレゴーリ(Gregore, 1994)[#23 チアゴ・アルマダ(Thiago Almada, 2002)]
(BOT) : 73' #10 サバリーノ(Savarino, 1996)[#99 イゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)]
(BOT) : 89' #34 アドリエウソン(Adryelson, 1998)[#10 サバリーノ(Savarino, 1996)]
(PAL) : 90+3' #27 ヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000)[]
今節前の順位
パウメイラス(PAL)は全国選手権21勝7分7敗勝点70の首位。
ボタフォゴ(BOT)は全国選手権20勝10分5敗勝点70の2位。
得点シーン
(BOT) : 19' #26 グレゴーリ(Gregore, 1994)[#23 チアゴ・アルマダ(Thiago Almada, 2002)]
右CKから左SBアレックス・テレスがPA右角へグラウンダーのボールを送ると、MFチアゴ・アルマダがワンタッチでゴール正面浅めの位置にボールを流す。VOLグレゴーリがワンタッチで放ったシュートはDFの間をすり抜けゴールネットを揺らす。これまで劣勢が続いたボタフォゴがセットプレーから先制ゴールを奪う。[0‐1]
VOLグレゴーリは、2013年3月サンパウロ州3部リーグにてジョゼエンセ(Joseense)から19歳のプロデビュー。その後サントスU-23へ移籍するが、サントストップチームではコパ・ド・ブラジルでの1試合の出場に止まる。2018年にバイーアに入団すると、自身初の全国選手権1部の舞台で35試合に出場するなど年間63試合に出場。バイーアにて3年間で167試合2得点10アシストの実績を引き下げ、2021年にインテル・マイアミ/USAへ移籍。マイアミでも主力の一人として活躍するが、2023年はケガによる半年間の離脱もあり5試合の出場に止まる(3年間で67試合6アシスト)。2024年に入りボタフォゴが250万ユーロにて獲得。ボタフォゴの層の厚いボランチ陣の中でスタメンに定着。今節終了時点で52試合2得点2アシスト。危機察知能力の高いプリメイロボランチ。
(BOT) : 73' #10 サバリーノ(Savarino, 1996)[#99 イゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)]
ゴールキックからGKジョン・ヴィクトルのロングフィードにFWイゴル・ジェズスが反応し、DFとの争奪戦に上回り頭でボールを落とすと、ゴール正面を上がるMFサバリーノがGKの動きを冷静に確認しボールをゴールに流し込む。ボタフォゴが貴重な追加点。[0‐2]
FWサバリーノは、3度のコパ・アメリカなどベネズエラ代表として47試合4得点4アシスト。ベネズエラ1部スーリア(Zulia)にてプロデビューを果たし、ソルトレーク/USA、アトレチコ・ミネイロ、ソルトレークと経て、2024年1月ボタフォゴに270万USドルの移籍金にて3年契約で加入。2024コパ・アメリカでは準々決勝カナダ戦にてPK戦のキッカーを務めたが、強烈なシュートがゴールポストに弾かれ、その瞬間にベネズエラ代表の敗退が決まった。ボタフォゴでは全国選手権開幕後にレギュラーの座を獲得。2024年はこれまでボタフォゴにて51試合12得点12アシスト、代表にて10試合1得点1アシストの成績を収めている。
(BOT) : 89' #34 アドリエウソン(Adryelson, 1998)[#10 サバリーノ(Savarino, 1996)]
右CKからMFサバリーノが低く伸びのあるボールを蹴ると、ファーサイドで助走をつけたCBアドリエウソンが打点の高いヘディングシュートを叩き込みボタフォゴが試合を決定づける3点目のゴール。[0-3]
CBアドリエウソンは、エスポルチ育成出身で、2015年4月にペルナンブコ州選手権にて17歳のプロデビュー。2019年にはポジションを獲得する。ボタフォゴには2022年7月に完全移籍加入。翌2023年は守備の要として昇格一年目でシーズン終盤まで優勝争いを演じたチームに貢献。出場機会は訪れなかったものの、2023年10月の2026W杯南米予選第3、4節に向けた代表に招集を受けた。2024年にリヨン/FRAへ移籍するが出場機会に恵まれず2024年9月にボタフォゴに期限付き移籍で復帰。前節試合中のCBバストスのケガにより今節は先発に抜擢されたが、守備面だけでなく攻撃面でも大きな仕事を成し遂げた。
(PAL) : 90+3' #27 ヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000)[]
相手陣中央やや右の位置からのFK。VOLガブリエウ・メニーノがゴール前に上げたボールはクリアに遭うものの、PA手前でこれを回収したVOLヒシャルジ・ヒオスが低い弾道の豪快なミドルシュート。ボールはゴールネットに突き刺さりパウメイラスが一矢を報いる。[1‐3]
VOLヒシャルジ・ヒオスは、フラメンゴ育成出身で、2020年1月リオデジャネイロ州選手権にて19歳のプロデビュー。パウメイラスには2023年3月下旬に入団し、同年はリベルタドーレス10試合、全国選手権37試合など、主力の一人として活躍。2023年10月にはコロンビア代表として代表デビューを飾る。2024年はこれまでパウメイラスにて47試合4得点4アシスト。コロンビア代表としては、2024コパ・アメリカ6試合1得点の成績でチームの準優勝に貢献するなど、年間16試合2得点4アシスト。ボックストゥボックスをプレーエリアとするセグンドボランチ。低い弾道の強烈なミドルシュートや、セットプレーで直接ゴールを狙うシュートは彼の魅力の一つ。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:57% 43% ⇒ 前後半:55% 45%
シュート(枠内): 前半:11‐6(3‐4) ⇒ 前後半:19‐13(5‐7)
パス成功率: 前半:83% 78% ⇒ 前後半:80% 76%
ファール: 前半:3‐9 ⇒ 前後半:9‐16
黄カード(赤): 前半:0‐1 ⇒ 前後半:2‐4(1‐0)
パウメイラス(PAL)のスタメンは以下の通り。
GK : GKウェヴェルトン(Weverton, 1987)
4 : 右SBマルコス・ホッシャ(Marcos Rocha, 1988)、CBヴィトル・ヘイス(Vitor Reis, 2006)、CBグスタボ・ゴメス(Gustavo Gómez, 1993)、左SBカイオ・パウリスタ(Caio Paulista, 1998)
2 : VOLアニバル・モレノ(Anibal Moreno, 1999)、VOLヒシャルジ・ヒオス(Richard Rios, 2000)
3 : MFエステヴォン(Estêvão, 2007)、MFハファエウ・ヴェイガ(Raphael Veiga, 1995)、MFフェリピ・アンデルソン(Felipe Anderson, 2003)
1 : FWホニ(Rony, 1995)
選手交代(Sai → Entra)
46' MFフェリピ・アンデルソン → FWフラッコ・ロペス(Flaco López, 2000)
62' VOLアニバル・モレノ → MFマウリシオ(Maurício, 2001)
62' FWホニ → FWドゥドゥ(Dudu, 1992)
75' MFハファエウ・ヴェイガ → 右SBマイキ(Mayke, 1992)
81' MFエステヴォン → VOLガブリエウ・メニーノ(Gabriel Menino, 2000)、
ボタフォゴ(BOT)のスタメンは以下の通り。
GK : GKジョン・ヴィクトル(John Victor, 1996)
4 : 右SBヴィチーニョ(Vitinho, 1999)、CBバストス(Bastos, 1991)、CBアレキサンデル・バルボサ(Alexander Barboza, 1995)、左SBアレックス・テレス(Alex Telles, 1992)
2 : VOLグレゴーリ(Gregore, 1994)、VOLマルロン・フレイタス(Marlon Freitas, 1995)
3 : MFルイス・エンヒキ(Luiz Henrique, 2001)、MFサバリーノ(Savarino, 1996)、MFチアゴ・アルマダ(Thiago Almada, 2002)
1 : FWイゴル・ジェズス(Igor Jesus, 2001)
選手交代(Sai → Entra)
12' CBバストス → CBアドリエウソン(Adryelson, 1998)
66' 左SBアレックス・テレス → 左SBマルサウ(Marçal, 1989)
66' MFルイス・エンヒキ → MFマテウス・マルチンス(Matheus Martins, 2003)
77' FWイゴル・ジェズス → MFジュニオール・サントス(Júnior Santos, 1994)
77' MFチアゴ・アルマダ → MFエドゥアルド(Eduardo, 1989)
クイアバ(CUI) 1-2 バイーア(BAH)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=SivjjbgrMEk
(CUI) : 16' #11 エリエウ(Eliel, 2003)[#9 イシドロ・ピッタ(Isidro Pitta, 1999)]
(BAH) : 37' #7 アデミール(Ademir, 1995)[#6 ジアン・ルーカス(Jean Lucas, 1998)]
(BAH) : 84' #17 ルシアーノ・ロドリゲス(Luciano Rodríguez, 2003)[#8 カウリー(Cauly, 1995)]
今節前の順位
クイアバ(CUI)は全国選手権6勝12分17敗勝点30の19位。
バイーア(BAH)は全国選手権13勝8分14敗勝点47の8位。
得点シーン
(CUI) : 16' #11 エリエウ(Eliel, 2003)[#9 イシドロ・ピッタ(Isidro Pitta, 1999)]
相手陣左サイドからのスローイン。FWクレイソンが軽くワンタッチで最終ライン裏に流したボールにFKイシドロ・ピッタが反応し、ドリブルでゴールライン際まで持ち上がりゴール前にクロス。逆サイドから絞ったFWエリエウがDFの背後から前に現れ足を合わせてゴールネットを揺らす。[1‐0]
FWエリエウは、ポンチプレッタ育成出身で2022年7月全国選手権2部にて19歳のプロデビュー。そのデビュー戦でプロ初ゴールを記録する。2023年は主力として全国選手権2部など47試合7得点2アシストの成績を残す。2024年1月に4年契約でクイアバ入り。2024年はこれまで途中交代を中心に39試合に出場し6得点1アシスト。最近は出場機会に恵まれていなかったが、5か月ぶりの先発起用の期待に応え先制ゴール。来年は2部での戦いとなるが、チームを牽引し一年での1部復帰を果たしたい。
(BAH) : 37' #7 アデミール(Ademir, 1995)[#6 ジアン・ルーカス(Jean Lucas, 1998)]
ゴール前に相手守備陣を押し込み、中央から左サイドライン際、さらにゴールライン際へとボールを展開すると、VOLジアン・ルーカスがゴール前にグラウンダーのクロス。GKの直前でFWアデミールが足を伸ばしボールのコースを変えると、ボールはファーサイドのゴールネットへと流れ込む。バイーアが試合を振り出しに戻す。[1‐1]
FWアデミールは、2015年にミナスジェライス州下位リーグにてプロデビュー。2018年同州選手権での活躍を受け、全国選手権1部のアメリカ・ミネイロに加入すると、2020年に全国選手権2部28試合など年間50試合14得点3アシストを記録しチームの1部昇格に貢献。2022年アトレチコ・ミネイロに引き抜かれ全国選手権1部35試合など年間61試合8得点1アシストの成績を残す。しかし、2023年は監督交代もあり出場機会を失う。2023年4月にバイーアへ移籍し33試合6得点1アシスト。特にホジェリオ・セニ監督就任後はスーパーサブとして投入される機会が多く、残留争いに巻き込まれたシーズン終盤のラスト4試合で3得点を記録。2024年もスーパーサブとしての起用が続いたが、直近の5試合は先発出場を果たしている。2024年は、この試合を含め、53試合(うち先発15試合)6得点7アシストを記録している。
(BAH) : 84' #17 ルシアーノ・ロドリゲス(Luciano Rodríguez, 2003)[#8 カウリー(Cauly, 1995)]
相手陣右サイドでボールを繋いだ後、PA入口のラインを中央に向けボールを運ぶと、FWルシアーノ・ロドリゲスが強引に縦に仕掛けDF2選手をかわしシュート。GKに当たったボールがゴールネットに吸い込まれバイーアが逆転。[1‐2]
FWルシアーノ・ロドリゲスは、2024年3月26日国際親善試合コートジボワール戦にて21歳の代表デビューを果たしたウルグアイ国籍選手。2023U-20W杯(5試合1得点)では決勝戦の決勝ゴールでウルグアイU-20代表の大会制覇に貢献。2024年7月26日1100万ユーロ相当の移籍金にてバイーアに加入し、7月27日全国選手権第20節にてクラブデビューを果たすと、8月7日コパ・ド・ブラジルにてクラブ初ゴール。途中交代での出場が続いたが、直近の5試合はスタメンに抜擢され2得点1アシスト。2024年はバイーアにて20試合6得点1アシスト、前所属リベルプール/URUにて18試合6得点、ウルグアイU-23代表にて4試合5得点、ウルグアイ代表にて2試合の成績を収めている。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:40% 60% ⇒ 前後半:44% 56%
シュート(枠内): 前半:7‐5(2‐2) ⇒ 前後半:11‐11(2‐3)
パス成功率: 前半:86% 90% ⇒ 前後半:85% 90%
ファール: 前半:6‐3 ⇒ 前後半:9‐8
黄カード(赤): 前半:1‐0 ⇒ 前後半:4‐1
クイアバ(CUI)のスタメンは以下の通り。
GK : GKヴァウテル(Walter, 1987)
4 : 右SBマテウス・アレシャンドレ(Matheus Alexandre, 1999)、CBマルロン(Marllon, 1992)、CBアラン・エンペレウール(Alan Empereur, 1994)、左SBハモン(Ramon, 2001)
2 : VOLルーカス・ミネイロ(Lucas Mineiro,1996)、VOLフェルナンド・ソブラウ(Fernando Sobral, 1994)
3 : MFエリエウ(Eliel, 2003)、MFマックス(Max, 2001)、MFクレイソン(Clayson, 1995)
1 : FWイシドロ・ピッタ(Isidro Pitta, 1999)
選手交代(Sai → Entra)
66' MFエリエウ → FWジャジソン(Jadson, 2005)
66' MFマックス → 左SBハイラン(Railan, 2000)
81' VOLフェルナンド・ソブラウ → VOLデニウソン(Denilson, 2001)
81' MFクレイソン → FWジョナタン・カフー(Jonathan Cafú, 1991)
90' 右SBマテウス・アレシャンドレ → FWデイヴィジ(David, 2007)
バイーア(BAH)のスタメンは以下の通り。
GK : GKアドリエウ(Adriel, 2001)
4 : 右SBジウベルト(Gilberto, 1993)、CBガブリエウ・シャヴィエル(Gabriel Xavier, 2001)、CBカヌー(Kanu, 1997)、左SBルシアーノ・ジュバ(Luciano Juba, 1999)
3 : VOLカイオ・アレシャンドレ(Caio Alexandre, 1999)、VOLエヴェルトン・ヒベイロ(Éverton Ribeiro, 1989)、VOLジアン・ルーカス(Jean Lucas, 1998)
3 : FWルシアーノ・ロドリゲス(Luciano Rodríguez, 2003)、FWアデミール(Ademir, 1995)、FWカウリー(Cauly, 1995)
選手交代(Sai → Entra)
46' VOLエヴェルトン・ヒベイロ → FWビエウ(Biel, 2001)
46' VOLカイオ・アレシャンドレ → VOLアセベド(Acevedo, 1999)
72' FWアデミール → FWエヴェラウド(Everaldo, 1991)
72' 右SBジウベルト → 右SBサンティアゴ・アリアス(Santiago Arias, 1992)
72' VOLジアン・ルーカス → FWタシアーノ(Thaciano, 1995)
クリシウーマ(CRI) 2-4 コリンチャンス(COR)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=M0UAaHrdrm0
(CRI) : 30' #11 ボラシエ(Bolasie, 1989)[#20 ドゥドゥ(Dudu, 1997)]
(CRI) : 38' #11 ボラシエ(Bolasie, 1989)[#88 バヘット(Barreto, 1995)]
(COR) : 62' #10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)[#21 マテウス・ビドゥ(Matheus Bidu, 1999)]
(COR) : 65' #21 マテウス・ビドゥ(Matheus Bidu, 1999)[#10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)]
(COR) : 83' #9 ユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)[#11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)]
(COR) : 90+4' #9 ユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)[#11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)]
今節前の順位
クリシウーマ(CRI)は全国選手権9勝11分15敗勝点38の17位。
コリンチャンス(COR)は全国選手権12勝11分12敗勝点47の9位。
得点シーン
(CRI) : 30' #11 ボラシエ(Bolasie, 1989)[#20 ドゥドゥ(Dudu, 1997)]
自陣入口左サイドライン際でのボール奪取から2本のパスで相手陣PA手前右へ素早くボールを送る。PA右角から右SBドゥドゥがゴール正面へ低いボールのクロスを送ると、ファーサイドから中央へ絞り込んだFWボラシエがダイレクトに右足を振り抜くボレーシュート。ボールがゴールネットに突き刺さるゴラッソ。ホームのクリシウーマが先制。[1‐0]
右SBドゥドゥは、フィゲイレンセ育成出身で2016年11月に全国選手権にてスタメンに抜擢され19歳のプロデビューを果たす。2020年に加入したアトレチコ・ゴイアニエンセにて3年間で139試合4得点11アシストの成績を収め、2023年にフォルタレーザへ移籍。しかし、多くの出場機会には恵まれず、2024年8月クリシウーマに期限付き移籍にて加入。生え抜きのSBクラウジーニョとポジションを争い、途中出場や先発出場など13試合に出場。クリシウーマで初の得点関与となる初アシストをマークした。
(CRI) : 38' #11 ボラシエ(Bolasie, 1989)[#88 バヘット(Barreto, 1995)]
相手陣PA左でのスローイン。PA内でボールを受けたVOLバヘットがFWボラシエへボールを送ると、FWボラシエはシュートフェイントを挟み、DFとの間合いを遠ざけ右足を一閃。グラウンダーのボールがファーサイドに決まる。[2‐0]
FWボラシエは、フランス・リヨンに生まれ間もなくイギリスに移住、イギリスとコンゴ民主共和国の二重国籍を持ち、コンゴ民主共和国代表として52試合9得点3アシストの実績を残す。2024年3月11日に年内限りの契約でクリシウーマに加入。全国選手権開幕節でクラブデビューを飾ると、自らのシュートに限らず両サイドに流れてチャンスを演出するなど、クリシウーマの攻撃の核として機能。今節終了時点でカップ戦2試合を含め34試合8得点4アシスト。
(COR) : 62' #10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)[#21 マテウス・ビドゥ(Matheus Bidu, 1999)]
相手陣高い位置でのプレスから相手GKのパスミスを誘い左SBマテウス・ビドゥがパスカット。そのまま縦にボールを運びややマイナス気味にボールを送ると、そこにMFロドリゴ・ガーロが走り込み左足を一閃。ボールはゴールネットに突き刺さりコリンチャンスが反撃を開始。[2‐1]
MFロドリゴ・ガーロは、2019年3月インスティテュート(Instituto)/ARGからアルゼンチンリーグ2部にて21歳のプロデビュー。2022年タジェーレス(Talleres)/ARGへ移籍し37試合4得点8アシストの成績を残し、チームのコパ・アルヘンティーナ準優勝に貢献。翌2023年は44試合8得点9アシストでチームのアルゼンチン選手権2位に貢献する。コリンチャンスには2024年に加入。加入直後から攻撃の司令塔として活躍。2024年は今節終了時点で60試合13得点14アシストを記録。最近の5試合は4得点5アシスト。好調なチームの攻撃陣を牽引する選手の一人。
(COR) : 65' #21 マテウス・ビドゥ(Matheus Bidu, 1999)[#10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)]
相手陣内でボールを展開。左サイド浅めの位置から中央を経てPA右角までボールを運ぶと、MFロドリゴ・ガーロがペナルティーサークルへ向けボールを送るが、これは誰にも合わず逆サイドまで流れる。そこに後方から上がった左SBマテウス・ビドゥが強烈なミドルシュート。低く鋭い弾道のボールがゴールファーサイドに突き刺さるゴラッソ。コリンチャンスが試合を振り出しに戻す。
SBマテウス・ビドゥは、グアラニー育成出身で、2019年9月全国選手権2部にて20歳のプロデビュー。翌2020年、2021年と主力として活躍し、2022年は期限付き移籍にてクルゼイロでプレー。2023年にコリンチャンスに完全移籍加入し、ファビオ・サントス(Fábio Santos, 1985)に2番手SBとして38試合1得点1アシストを記録。ところが、2024年はケガによる出遅れに加え前監督のサッカーに適応できず出場機会は限られていた。しかし、8月に入ると先発起用の機会も増え、最近の試合では攻撃的なチーム戦術に自らの攻撃的なスタイルがフィットしスタメンに定着。2024年は今節終了時点で31試合2得点2アシストの成績を残している
(COR) : 83' #9 ユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)[#11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)]
自陣ゴールエリアからCBグスタヴォ・エンヒキが大きくクリア。このボールに対しセンターサークル内でクリシウーマDFが処理ミスを犯す。後方クリシウーマ陣に流れたボールをFWアンヘル・ホメーロが拾い中央やや右の位置でGKと一対一。GKを引きつけ左サイドにボールを流すとFWユーリ・アウベルトが無人のゴールにボールを流し込みコリンチャンスが逆転。[2‐3]
FWアンヘル・ホメーロは、2024コパ・アメリカなどパラグアイ代表として47試合8得点1アシスト。2014年6月‐2019年8月、2023年1月‐現在の期間コリンチャンスでプレーし308試合57得点27アシストを記録。2024年は今節終了時点で57試合14得点8アシスト、22回の得点関与はキャリアハイ。コリンチャンスでは外国籍選手としての最多試合出場、最多得点、最多タイトル獲得数を記録している。
(COR) : 90+4' #9 ユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)[#11 アンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)]
CBアンドレ・ハマーリョがPAを飛び出し相手ボールを掻き出すと、こぼれ球を拾ったVOLアレックス・サンタナからCBグスタヴォ・エンヒキ、FWマギノ・タレスと左サイドでボールを縦に繋げ、相手陣中央を抜け出すFWアンヘル・ホメーロにボールが渡る。FWアンヘル・ホメーロがドリブルを仕掛けボールを持ち上がり右サイドへボールをはたきシュートをお膳立て。FWユーリ・アウベルトがPAに入った位置でダイレクトに右足を振り抜きゴールネットを揺らす。FWユーリ・アウベルトは全国選手権得点ランキング単独首位に躍り出る13点目のゴール[2‐4]
FWユーリ・アウベルトは、サントス育成出身で、2017年11月全国選手権にて16歳のプロデビュー。2021年にインテルナシオナウにて55試合19得点4アシストの成績を残し、翌2022年ゼニト/RUSへ2500万ユーロにて移籍するが、ウクライナ戦争が勃発し2022年7月にコリンチャンスに加入。2023年3月には国際親善試合モロッコ戦にて22歳の代表デビューを果たす。2023年以降は守備的なチーム戦術の影響もあり自他ともに不満足な成績、プレーが続いたが、2024年9月以降は16試合で13得点3アシスト。現在は公式戦6試合連続の計8得点。全国選手権では上述の通り得点ランキング単独首位に躍り出る。2024年はこの試合を終えた時点で55試合29得点6アシスト。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:36% 44% ⇒ 前後半:37% 63%
シュート(枠内): 前半:8‐8(3‐4) ⇒ 前後半:12‐19(4‐11)
パス成功率: 前半:80% 90% ⇒ 前後半:79% 88%
ファール: 前半:4‐2 ⇒ 前後半:10‐8
黄カード(赤): 前半:0‐0 ⇒ 前後半:2‐3
クリシウーマ(CRI)のスタメンは以下の通り。
GK : GKグスタヴォ(Gustavo, 1993)
4 : 右SBドゥドゥ(Dudu, 1997)、CBホドリゴ(Rodrigo, 1987)、CBトビアス・フィゲイレード(Tobias Figueiredo, 1994)、左SBマルセロ・エルメス(Marcelo Hermes, 1995)
3 : VOLバヘット(Barreto, 1995)、VOLホナウジ・ロペス(Ronald Lopes, 1997)、VOLネウトン(Newton, 2000))
2 : MFフェリピ・マテウス(Fellipe Mateus, 1991)、MFボラシエ(Bolasie, 1989)
1 : FWフェリピ・ヴィゼウ(Felipe Vizeu, 1997)
選手交代(Sai → Entra)
66' FWフェリピ・ヴィゼウ → FWペドロ・ホッシャ(Pedro Rocha, 1994)
66' MFフェリピ・マテウス → 左SBトラウコ(Trauco, 1992)
74' VOLバヘット → MFマテウジーニョ(Matheusinho, 1998)
75' 右SBドゥドゥ → 右SBクラウジーニョ(Claudinho, 2000)
85' VOLホナウジ・ロペス → FWアルトゥール・カイーキ(Arthur Caíke, 1992)
コリンチャンス(COR)のスタメンは以下の通り。
GK : GKウーゴ・ソウザ(Hugo Souza, 1999)
4 : 右SBマテウジーニョ(Matheuzinho, 2000)、CBアンドレ・ハマーリョ(André Ramalho, 1992)、CBグスタヴォ・エンヒキ(Gustavo Henrique, 1993)、左SBマテウス・ビドゥ(Matheus Bidu, 1999)
3 : VOLハニエリ(Raniele, 1996)、VOLブレーノ・ビドン(Breno Bidon, 2005)、VOLカリージョ(Carrillo, 1991)
1 : MFロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)
2 : FWメンフィス・デパイ(Memphis Depay, 1994)、FWユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)
選手交代(Sai → Entra)
62' VOLハニエリ → FWタレス・マギノ(Talles Magno, 2002)
74' VOLカリージョ → VOLアレックス・サンタナ(Alex Santana, 1995)
74' VOLブレーノ・ビドン → VOLホセ・マルティネス(José Martínez, 1994)
82' FWメンフィス・デパイ → FWアンヘル・ホメーロ(Ángel Romero, 1992)
82' 左SBマテウス・ビドゥ → 左SBウーゴ(Hugo, 1997)
ヴァスコ・ダ・ガマ(VAS) 2-2 アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=RmR-gDOC4nE
(ACG) : 21' #11 ルイス・フェルナンド(Luiz Fernando, 1996)[#9 デレキ(Derek, 1997)]
(ACG) : 56' #11 ルイス・フェルナンド(Luiz Fernando, 1996)[#10 シャイロン(Shaylon, 1997)]
(VAS) : 75' #26 マシミ・ドミンゲス(Maxime Dominguez, 1996)[#90 アレックス・テイシェイラ(Alex Teixeira, 1990)]
(VAS) : 90+3' #90 アレックス・テイシェイラ(Alex Teixeira, 1990)[#99 ベヘッチ(Vegetti, 1988)]
今節前の順位
ヴァスコ・ダ・ガマ(VAS)は全国選手権12勝7分16敗勝点42の11位。
アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)は全国選手権6勝8分21敗勝点26の20位。
得点シーン
(ACG) : 21' #11 ルイス・フェルナンド(Luiz Fernando, 1996)[#9 デレキ(Derek, 1997)]
自陣ゴール前からのテンポのいいビルドアップ。ハーフライン手前から相手陣左サイドに送られたボールを受けたMFルイス・フェルナンドがPA左角手前からゴール正面へ真横にボールを送り自らも中央へ向け走ると、FWデレキがDFを背中に抱えてボールを戻す。MFルイス・フェルナンドがダイレクトに右足を振り抜いたシュートはファーサイドのゴールポストを叩き逆サイドのサイドネットに吸い込まれるゴラッソ。アウェイのアトレチコ・ゴイアニエンセが先制。[0‐1]
FWデレキは、2017年6月リオデジャネイロ州選手権2部にてアルチスウ(Artsul)から19歳のプロデビュー。2019年10月にメタリスチ(Metalist)/UKRに加入すると、ウクライナ2部リーグにて14試合7得点の成績を収める。翌2020/21年は21試合5得点の成績を残すが、シーズン終盤に大ケガを負い戦列を離脱。2022年2月にはロシアによるウクライナ侵攻を受けブラジルに帰国、同年4月にシャペコエンセ(22試合1得点1アシスト)、2023年グアラニー(38試合10得1アシスト)にてプレー。2024年4月全国選手権開幕を前にアトレチコ・ゴイアニエンセと2027年末までの契約を交わし、自身初の全国選手権1部の舞台に立つ機会を得る。アトレチコでは途中出場が中心ながら26試合2得点1アシストを記録している。
(ACG) : 56' #11 ルイス・フェルナンド(Luiz Fernando, 1996)[#10 シャイロン(Shaylon, 1997)]
相手陣中央でのボール奪取に右サイドライン際でMFシャイロンがいち早く反応し縦に上がる。相手最終ラインでボールを受けたMFシャイロンはDFの寄せを弾き返しゴールに向かいマイナス気味にゴール正面にボールを下げる。そこにポジションを取ったFWルイス・フェルナンドがダイレクトに右足を振り抜くと、ボールは左ゴールポストをかすめゴールネットに吸い込まれる。[0‐2]
FWルイス・フェルナンドは、アトレチコ・ゴイアニエンセ育成出身で2015年にプロデビュー。2018年にボタフォゴへ移籍したが、2022年4月アトレチコ・ゴイアニエンセに復帰。2023年はチーム最多の19得点をマークするが、州選手権での15試合10得点5アシストに対し、全国選手権2部では35試合9得点3アシストと上位大会では得点力がやや見劣った。2024年は州選手権で16試合11得点3アシストの成績を残すと、全国選手権では現時点で31試合8得点。チームは残念ながら降格の憂き目にあったが、個人的には2試合を残し年間で53試合21得点5アシストの成績を収め、得点数は自身初の年間20得点越えを達成しキャリアハイを更新した。
(VAS) : 75' #26 マシミ・ドミンゲス(Maxime Dominguez, 1996)[#90 アレックス・テイシェイラ(Alex Teixeira, 1990)]
自陣中央からの縦のボールを相手陣入口で受けたFWアレックス・テイシェイラがスピードのあるドリブルを開始。巧みにDFをかわしPA手前でDFを引きつけ右サイドへボールをはたくと、MFマシミ・ドミンゲスがグラウンダーのシュート。ボールはファーサイドのゴールポストの内輪のゴールネットに吸い込まれヴァスコ・ダ・ガマが反撃開始。[1‐2]
MFマシミ・ドミンゲスは、セルヴェット(Servette)/SUIからスイス2部にてプロデビューを果たしたスイス国籍選手。ポーランドやポルトガルでもプレーし、2024年9月に2028年6月までの契約でヴァスコ・ダ・ガマに加入。9月22日にクラブデビューを果たすが、あまり出場機会に恵まれず今節が6試合目の出場だった。このゴールは嬉しいヴァスコ・ダ・ガマでの初ゴール。
(VAS) : 90+3' #90 アレックス・テイシェイラ(Alex Teixeira, 1990)[#99 ベヘッチ(Vegetti, 1988)]
相手陣内へ相手守備陣を押し込むと、CBレオが相手陣左サイドをドリブルで半ばまでボールを持ち上がり、PA内右サイドへボールを供給。FWベヘッチが頭で落としたボールをDFがクリアミス。流れたボールにFWアレックス・テイシェイラがいち早く反応しボールをゴールに流し込む。土壇場でヴァスコ・ダ・ガマが同点に追いつく。[2‐2]
FWアレックス・テイシェイラは、2007U-17W杯4試合2得点、2009U-20W杯7試合3得点。ヴァスコ・ダ・ガマ育成出身で2008年1月のリオデジャネイロ州選手権で18歳のプロデビューを果たすと、同年は55試合7得点を記録。翌2009年シーズン終了後にシャクタルドネツク/UKRへ600万ユーロの移籍金で移籍。2016年には江蘇/CHNに5000万ユーロの移籍金にて移籍。2021年に江蘇およびその親会社の経営悪化により契約が失効すると、ベシクタシュ/TURを経て、2022年7月にヴァスコ・ダ・ガマ復帰を果たす。ヴァスコ・ダ・ガマでは2022年の1部昇格に貢献。2023年も豊かな経験と攻守に献身的なプレーで開幕当初はレギュラーとして活躍するが、監督交代を機に出場機会を失っていった。2024年も状況は変わらず今節が僅か7試合目の出場だったが、チームの2得点に関与し存在感を発揮した。
試合経過、所感その他
ボール保持率: 前半:61% 39% ⇒ 前後半:61% 39%
シュート(枠内): 前半:7‐8(2‐3) ⇒ 前後半:16‐12(7‐6)
パス成功率: 前半:85% 81% ⇒ 前後半:87% 80%
ファール: 前半:5‐5 ⇒ 前後半:10‐10
黄カード(赤): 前半:0‐0 ⇒ 前後半:2‐1(0‐1)
ヴァスコ・ダ・ガマ(VAS)のスタメンは以下の通り。
GK : GKレオ・ジャルジン(Léo Jardim, 1995)
4 : 右SBプーマ・ロドリゲス(Pumita Rodríguez, 1997)、CBジョアン・ヴィクトル(João Victor, 1998)、CBレオ(Léo, 1996)、左SBルーカス・ピトン(Lucas Piton, 2000)
2 : VOLウーゴ・モウラ(Hugo Moura, 1998)、VOLマテウス・カルヴァーリョ(Mateus Carvalho, 2002)
3 : MFハイアン(Rayan, 2006)、MFフィリピ・コウチーニョ(Philippe Coutinho, 1992)、MFマックスウェウ・アレグリア(Maxsuell Alegria, 2004)
1 : FWベヘッチ(Vegetti, 1988)
選手交代(Sai → Entra)
46' MFハイアン → MFディミトリ・パイェ(Dimitri Payet, 1987)
46' 左SBルーカス・ピトン → 左SBレアンドリーニョ(Leandrinho, 2005)
46' MFマックスウェウ・アレグリア → FWアレックス・テイシェイラ(Alex Teixeira, 1990)
70' MFフィリピ・コウチーニョ → MFマシミ・ドミンゲス(Maxime Dominguez, 1996)
84' VOLウーゴ・モウラ → VOLジャイール(Jair, 1994)
アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)のスタメンは以下の通り。
GK : GKホナウド(Ronaldo, 1996)
4 : 右SBブルーノ・トゥバラォン(Bruno Tubarão, 1995)、CBアドリアーノ・マルチンス(Adriano Martins, 1997)、CBアリックス・ヴィニシウス(Alix Vinicius, 1999)、左SBギリェルミ・ホマォン(Guilherme Romão, 1997)
3 : VOLホニ(Roni, 1999)、VOLハウジネイ(Rhaldney, 1998)、VOLバラーリャス(Baralhas, 1998)
1 : MFシャイロン(Shaylon, 1997)
2 : FWルイス・フェルナンド(Luiz Fernando, 1996)、FWデレキ(Derek, 1997)
選手交代(Sai → Entra)
46' 左SBギリェルミ・ホマォン → MFアレホ・クルス(Alejo Cruz, 2000)
63' FWデレキ → FWウルタド(Hurtado, 2000)
78' VOLバラーリャス → VOLゴンサロ・フレイタス(Gonzalo Freitas, 1991)
85' VOLハウジネイ → FWジャンデルソン(Janderson, 1999)
85' FWルイス・フェルナンド → CBペドロ・エンヒキ(Pedro Henrique, 1992)