新規投稿 : 2024/05/28
更新履歴 : 2025/08/08
ダヴィジ・ノゲイラ・カルモ
David Nogueira Carmo
ポジション: フォワード/アタカンチ
利き足:?
2009年1月21日生まれ
<幼少期>
父エジミウソン(Edimílson dos Santos Carmo Júnior)がベレネンセス/PORに所属しポルトガルリーグでプレーしていた2009年に、ポルトガル共和国リスボンに生まれる。
<クラブ経歴>
≪育成時代≫
ブラジル連邦共和国サンパウロ州サントス市に育ち、5歳でフットサルチームに入団。
2016年、サントスFCに入団。同時にサッカーを始めると、フットサルチーム、サッカーチームで次々とゴールを量産。 2019年にはスペインのバルセロナで開催されたワールド・フットサル・カップで5試合17得点を記録。また、サッカーではU-11サンパウロ州選手権に優勝。 2022年、フットサルを辞め、サッカー一本に絞ると、サントスFCが準優勝に輝いたU-13州選手権で18試合20ゴールを記録。コパ・インテグラソンでは得点王に輝く。
2018年4月には、9歳にしてスポーツ用品メーカーの多国籍企業プーマ社と5年間のスポンサー契約を締結。 これまでは、当時サントスFC下部組織に所属したホドリゴ・ゴエス(Rodrygo Goes, 2001, 現リアルマドリード/ESP)がスポーツ用品メーカーの多国籍企業ナイキ社とのスポンサー契約を11歳で結んだのが、ブラジルサッカー界の最年少スポンサー契約だったが、この記録を大きく上回った。
2023年4月25日にサントスFCと3年間の育成契約(※)を結ぶ。 プーマ社がオフィシャルスポンサーを務めるパウメイラスからの勧誘もあったが、サントスFC出身の父の希望もあり、ダヴィジはサントスFCを選択した。
2024年5月27日、ドゥドゥ・パテトゥーチ(Dudu Patetuci)監督率いるU-15代表、6月1日~9日にリオデジャネイロで開催される代表合宿への招集メンバー24選手の一人として発表された。この合宿は7月2日~13日に開催される7月2日杯を照準としていた。
※ 育成契約(Contrato de Formação)
ペレ(Pelé)がスポーツ大臣を務めていた1999年に成立した法9615/99(通称 ペレ法[Lei Pelé])に規定された契約。14歳から20歳のアマチュア選手を対象に、プロスポーツ選手育成を目的として交わされ、選手、クラブ、代理人の間の関係を明確にし、それぞれの権利義務を定める。
この契約の中で、選手はクラブが主導するトレーニングに参加し、クラブが定めた決まり事を遵守することを確約し、クラブは選手がプロスポーツ選手になるためのトレーニングを含めたあらゆる活動に集中できるよう、その活動に付随する費用を負担する取り決めが交わされる。
クラブが負担する費用は、選手がプロ選手になるための活動に付随するあらゆる費用とペレ法に規定されており、次のものがある。 ・トレーニング場までの交通費 ・契約前の住居が遠隔にある場合は、トレーニングに通うための新たな住居(寮や賃貸物件など)の費用。引っ越し費用などの付随費用も含まれる。 ・食費 ・トレーニングのための各種用具(スパイク、ユニフォームなど)
さらに、選手のための以下の費用も契約内に規定され、クラブが負担しなければならない。 ・メンタルヘルス関連のサポート費用 ・医療保険(歯科含む) ・居住場所での衛生、安全、食事 ・就学・教育(トレーニングに影響が及ばない範囲)
契約は、ブラジルサッカー連盟に登録されることで、選手は他クラブへの移籍が制限され、クラブと選手の法的な責任者(親族、代理人等)の両者の合意を経ずに他クラブへ移籍することは認められない。
(2025年8月8日追記)
上記2024年6月のU-15代表合宿にて右膝前十字靭帯断裂の重傷を負う。
2025年5月10日、11か月(334日)のブランクを経てピッチに復帰。カテゴリーはU-17へと昇格し、U-17サンパウロ州選手権1次グループラウンド第4節にて後半14分にピッチに送り出されると、15分後の後半29分に自ら復帰を祝うゴール。
5月14日U-17全国選手権開幕節フォルタレーザ戦も後半開始時にピッチに立つと後半13分に2試合連続のゴール。その後はU-17全国選手権を中心にスタメン出場が続く。
2025年8月8日現在、U-17全国選手権は第13節まで終了し、ダヴィジは11試合(うち先発9試合)に出場し4得点(他に州選手権2試合2得点)を記録している。
2025年7月8日、2026年南米U-17選手権を照準とした初のU-16代表合宿(7月16‐27日)への招集26選手の一人として選出。
合宿期間の7月23日に行われた練習試合ではゴールを記録。大ケガを乗り越えたダヴィジ精神的にも成長し2009年生まれ世代の中心選手として活躍が期待されている。