【ブラジル全国選手権2024】第4節(2/2)

投稿者: | 2024年4月27日

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全国選手権第4節 対戦組合せ


以下の5試合の概要はこちらで。→ 【ブラジル全国選手権2024】第4節(1/2)
・2024/04/27 ヴァスコ・ダ・ガマ(VAS) x クリシウーマ(CRI)
・2024/04/27 クイアバ(CUI) x アトレチコ・ミネイロ(CAM)
・2024/04/27 バイーア(BAH) x グレミオ(GRE)
・2024/04/28 フラメンゴ(FLA) x ボタフォゴ(BOT)
・2024/04/28 クルゼイロ(CRU) x ヴィトーリア(VIT)
以下の5試合の概要はこの記事で。
・2024/04/28 コリンチャンス(COR) x フルミネンセ(FLU)
・2024/04/28 フォルタレーザ(FOR) x RBブラガンチーノ(RBB)
・2024/04/
28 ジュヴェントゥージ(JUV) x アトレチコ・パラナエンセ(CAP)
・2024/04/28 インテルナシオナウ(INT) x アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)

・2024/04/29 サンパウロ(SAO) x パウメイラス(PAL)

全国選手権第4節 試合概要

コリンチャンス(COR) 3-0 フルミネンセ(FLU)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=jvv1EBkgQGE
(COR) : 40' #36 ウェズレイ(Wesley, 2005[#19 グスタヴォ・モスキート(Gustavo Mosquito, 1997)]
(COR) : 45+2' #36 ウェズレイ(Wesley, 2005[#46 ウーゴ(Hugo, 1997)]
(COR) : 47' #25 カカー(Cacá, 1999)[#10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)]

今節前の順位

   コリンチャンスは全国選手権0勝1分2敗勝点1の18位。
   フルミネンセは全国選手権1勝1分1敗勝点4の10位。

得点シーン

(COR) : 40' #36 ウェズレイ(Wesley, 2005)[#19 グスタヴォ・モスキート(Gustavo Mosquito, 1997)]
相手陣高い位置でFWグスタヴォ・モスキートが背後から相手ボールを掻き出す。このボールを拾ったFWウェズレイがペナルティエリア入口から思い切りよく右足を振り抜く。ディフェンダーを掠めたボールがゴールネットを揺らしコリンチャンスが先制。[1-0]
   FWウェズレイは、コリンチャンス育成出身で2022年5月11日コパ・ド・ブラジルにて17歳のプロデビュー。2023年ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督のもとで多くの出場機会を得て34試合2得点1アシスト。2024年は今節を含めチーム全21試合のうち20試合(うち先発14試合)4得点1アシスト。3月の報道によると、ウェストハム/ENGから選手保有権の80%について1500万ユーロ(約25億円)のオファーを提示したがコリンチャンスは交渉を拒否したとのこと。この日の2点目のゴラッソはさらにウェズレイの市場価値を高めただろう。
(COR) : 45+2' #36 ウェズレイ(Wesley, 2005)[#46 ウーゴ(Hugo, 1997)]
自陣入口で左SBウーゴがパスカット。これを拾ったFWウェズレイがドリブルを開始すると、1人目をスピードで振り抜き、ペナルティエリア手前で進行方向を変え2人目に尻もちをつかせ、3人目のスライディングタックルをかわすと、GKと一対一となり、GKが倒れる逆を突いたシュート。これがゴールネットに突き刺さるゴラッソ。[2-0]
   SBウーゴは、3年弱所属したゴイアスでの2023年41試合1得点4アシストの活躍が評価され2024シーズン前にコリンチャンスに加入。前年末で引退した左SBファビオ・サントス(Fabio Santos, 1985)のポジション争いで抜け出し今節を含め21試合に出場。攻守にバランスが取れたサイドバック。2023年の1得点はCKをダイレクトに合わせたボレーシュートによるゴラッソ。
(COR) : 47' #25 カカー(Cacá, 1999)[#10 ロドリゴ・ガーロ(Rodrigo Garro, 1998)]
相手陣左サイド浅い位置からのFK。MFロドリゴ・ガーロがゴール前ファーサイドへ大きく蹴り上げたボールにCBカカーがフリーの態勢で頭を合わせコリンチャンスが3点目。[3-0]
   CBカカーは、徳島ヴォルティス/JPNからの期限付き移籍で2024年3月7日に加入。これまで3試合48分の出場に過ぎなかったが、今節で先発に抜擢されるとクラブ初ゴールをマーク。守備面では、高いプレスの後方で的確なポジショニングでフルミネンセの攻撃の芽を摘み、自陣ゴール前では鋭い出足でパスカットやボール奪取と攻守に初先発の期待に沿うプレーを見せた。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:40% 60% ⇒ 前後半:40% 60%
シュート(枠内): 前半:9‐3(4-0) ⇒ 前後半:16-13(7-2)
パス成功率: 前半:79% 87% ⇒ 前後半:83% 89%

   コリンチャンスは公式戦4試合連続無得点で3連敗中。週中のコパ・スウアメリカーナは0-1の敗戦。この試合からGKカシオ(Cássio, 1987)、ケガのFWユーリ・アウベルト(Yuri Alberto, 2001)など4つのポジションで変更。全国選手権初出場のGKカルロス・ミゲウ(Carlos Miguel, 1998)とCBカカー(Cacá, 1999)、全国選手権初先発のMFブレーノ・ビドン(Breno Bidon, 2005)、FWウェズレイ(Wesley, 2005)がスタメンに復帰。
   フルミネンセは、週中のリベルタドーレスから2つのポジションで変更。3月9日以来の試合となる右SBグーガ(Guga, 1998)とMFリマ(Lima, 1996)がスタメンに入る。リベルタドーレスで前半でベンチに下がったVOLアンドレ(André, 2001)は膝にケガを負い復帰まで4~6週間が見込まれている。

   コリンチャンスが立ち上がりから相手陣で積極的にプレスをかける。前半8分にFWペドロ・エンヒキ(Pedro Henrique, 1990)が負傷交代を余儀なくされるアクシデント。FWグスタヴォ・モスキート(Gustavo Mosquito, 1997)が交代出場。
   コリンチャンスが高い位置でのプレスからショートカウンターでフルミネンセゴールに迫ると、フルミネンセはプレスを掻い潜り相手陣深くにボールを送り守備陣をゴール前に貼り付けゴールを狙う。
   コリンチャンスのプレスは時間が経過しても勢いは衰えず、前半40分に交代出場のFWグスタヴォ・モスキートのボール奪取からFWウェズレイが今季全国選手権初ゴール。
   さらに前半アディショナルタイムにFWウェズレイがゴラッソ。
   コリンチャンスが2-0とリードして前半終了。
   フルミネンセは後半開始時に2選手を交代するが、試合の流れを変えることは出来ない。
   後半2分にコリンチャンスがセットプレーから3点目。
   後半20分を過ぎ、フルミネンセが相手ペナルティエリア近辺でプレーする時間帯が増えていくが、コリンチャンスは選手交代を通じて弱まりつつあったプレスの勢いを維持し、試合の流れをフルミネンセに渡さない。
   後半アディショナルタイムが近づきフルミネンセがコリンチャンスゴールに迫るが、決定的なシーンはなく、試合は終了。
   コリンチャンスは3-0の完勝で全国選手権初勝利を収めた。

   コリンチャンスは試合を通して高い位置でのプレスを継続。相手ペナルティエリア横の地域など局面での狭いスペースで5選手が取り囲む守備を敢行。数多くのボール奪取、パスカットから効果的なショートカウンターを発動。CBカカー、CBフェリックス・トーレス(Félix Torres, 1997)がほぼ完ぺきなスペース管理を施した。
   一先ずは危機を回避したコリンチャンスだが、特異なスタイルのフルミネンセとの対戦は対応がしやすく、この危機に当たっては対戦相手に恵まれた一面も大きい。コパ・ド・ブラジル、全国選手権と今週も2試合が組まれているが、どのような試合を展開するか注目したい。
   フルミネンセは、VOLアンドレの不在が大きかった。VOLマルチネリ(Martinelli, 2001)が苦しい試合展開の中、VOLアンドレに劣らない運動量と的確なポジショニングでコリンチャンスのショートカウンターを防ぎ、攻撃面でもボールを落ち着かせようとしたが、孤軍奮闘空しく、チームに力を与えることはできなかった。
   起用選手の固定化、レギュラー陣の高齢化といった問題点はVOLアンドレ一人の不在で顕在化。コパ・アメリカ開催期間はFWジョン・アリアス(Jhon Arias, 1997)の不在がほぼ確実なだけに、問題点を解消していかなければならないが残された時間は多くはない。

フォルタレーザ(FOR) 1-1 RBブラガンチーノ(RBB)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=Fx2Rh1Bst24
(FOR) : 9' #77 ケルビン・アンドラーデ(Kervin Andrade, 2005)[#26 ブレーノ・ロペス(Breno Lopes, 1996)]
(RBB) : 40' #19 エドゥアルド・サーシャ(Eduardo Sasha, 1992)[#45 ナタン・メンデス(Nathan Mendes, 2002)]

今節前の順位

   フォルタレーザは全国選手権1勝1分0敗勝点4の8位。
   RBブラガンチーノは全国選手権2勝1分0敗勝点7の首位。

得点シーン

(FOR) : 9' #77 ケルビン・アンドラーデ(Kervin Andrade, 2005)[#26 ブレーノ・ロペス(Breno Lopes, 1996)]
左サイドFWブレーノ・ロペスからのパスをペナルティエリア手前からやや右の位置で受けたFWケルビン・アンドラーデが軽い助走から思い切り右足を振り抜くと、ややアウトサイドに掛かったボールがGKのニアサイドを突き抜けゴールネットに突き刺さる。[1-1]
   FWケルビン・アンドラーデは、ラ・グアイラ/VENから2021年4月24日に16歳のプロデビュー。2023年7月25日に期限付き移籍によりフォルタレーザU-20チームに加入。2024年1月20日にフォルタレーザトップチームデビューを飾ると、3月5日フォルタレーザは完全移籍を発表。2024年3月24日国際親善試合グアテマラ戦の後半39分にピッチに送り出され18歳にしてベネズエラ代表デビュー。今節のゴールは、3月17日セアラー州選手権準決勝2ndレグでのアシスト、4月19日コパ・ド・ノルデスチ準々決勝での2得点に続く、出場試合3試合連続の得点関与。今後も活躍を目にしたい若手の逸材。
(RBB) : 40' #19 エドゥアルド・サーシャ(Eduardo Sasha, 1992)[#45 ナタン・メンデス(Nathan Mendes, 2002)]
MFグスタヴィーニョ(Gustavinho, 2004)が蹴る右CK。ゴール正面でSBナタン・メンデスが頭で後方にボールを逸らすと、FWエドゥアルド・サーシャがダイビングヘッドを決めRBブラガンチーノが同点に追いつく。
   FWエドゥアルド・サーシャは、2023年全国選手権開幕前にRBブラガンチーノ加入。同年はチーム最多の16ゴールを決め、2024年も不動のレギュラーとして22試合8得点を記録している。2010年にインテルナシオナウから18歳でプロデビューを果たし、2013年に期限付き移籍先のゴイアスで45試合10得点1アシストを記録すると、以降は、インテルナシオナウ、サントス、アトレチコ・ミネイロと渡り、多くの監督のもとで主力としてプレー。戦術理解力が高い頭のいいストライカー。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:37% 63% ⇒ 前後半:39% 61%
シュート(枠内): 前半:9‐5(3-3) ⇒ 前後半:20-8(6-4)
パス成功率: 前半:75% 80% ⇒ 前後半:75% 76%

   フォルタレーザは、週中の4-2で勝利を収めたコパ・スウアメリカーナでのボカ・ジュニオルス/ARG戦から8選手を変更。全国選手権開幕前に加入したFWブレーノ・ロペス(Breno Lopes, 1996)がクラブデビュー、全国選手権開幕節終了後に期限付き移籍契約を解除しクリシウーマから復帰したFWヘナト・カイゼル(Renato Kayzer, 1996)、一か月ぶりの出場となった4月19日のコパ・ド・ノルデスチで2得点を記録したFWケルビン・アンドラーデ(Kervin Andrade, 2005)がスリートップを構成する。
   RBブラガンチーノは、週中の2-1で勝利を収めたコパ・スウアメリカーナから7選手を変更。コパ・スウアメリカーナ時のスタメンと優劣のつかない顔ぶれはRBブラガンチーノの選手層の厚さを改めて感じさせられる。

   相手にボールを持たせながらも堅固な守備と縦に速い攻撃で相手ゴールに迫るホームのフォルタレーザと、相手陣でボールを支配し速いパス回しでディフェンスの穴を探るアウェイのRBブラガンチーノ。
   フォルタレーザは早くも前半9分に均衡を破る。2005年生まれのベネズエラ代表FWケルビン・アンドラーデが自身の全国選手権デビューを祝うかのような豪快なミドルシュートをゴールに突き刺しフォルタレーザが先制。チームメート、観客全員がケルビンのゴールを祝う雰囲気に包まれる。
   前半18分、RBブラガンチーノは中盤からゴール前に浮かしたボールが送られると、FWエドゥアルド・サーシャがボレーシュート。間合いを詰めたGKが辛うじてクリアするが、そのボールをMFエリキ・ハミーレス(Eric Ramires, 2000)がダイレクトにゴールに蹴り込もうとする。しかし、ゴール手前でフォルタレーザCBエマヌエル・ブリテス(Emanuel Brítez, 1992)が決死のクリア。
   前半27分にフォルタレーザはカウンターからMFマリーニョ(Marinho, 1990)がシュートに持ち込むが僅かにクロスバーを越え、前半28分、RBブラガンチーノは右CKからFWエドゥアルド・サーシャが上手くマークを外しディフェンダーの前に出て強烈なヘディングシュートを放つが、フォルタレーザGKジョアン・ヒカルド(João Ricardo, 1988)が両手で掻き出すファインセーブ。両チームとも特徴を前面に出し相手ゴールに迫る。
   前半40分、再びRBブラガンチーノが右CHを獲得すると、ニアサイドでワンクッション置いたボールをFWエドゥアルド・サーシャがファーサイドからヘディングシュート。RBブラガンチーノが同点に追いつく。
   後半に入るとフォルタレーザはボールを保持する姿勢を見せ、最終ラインが高い位置を保ち、中盤での攻防が激しくなる。
   後半29分、フォルタレーザはペナルティエリア(PA)手前中央でパスを繋ぎ、ディフェンダーを中央に引き寄せる。その後PA内右へボールをはたき、VOLエルクレス(Hércules, 2000)がシュート。GKクレイトン(Cleiton, 1997)がなんとかボールを片手で弾き出しディフェンダーが頭でクリアするが、こぼれ球をVOLペドロ・アウグスト(Pedro Augusto, 1997)がPA手前からダイレクトに右足を振り抜く。しかし、GKクレイトンが今度は横に跳び両手でCKに逃れる。
   試合はその後、ボールを持つフォルタレーザに対し、RBブラガンチーノが自陣で守る展開となるが、フォルタレーザは効果的にゴール前にボールを運ぶことができず、時間が経過していく。
   試合はそのままタイムアップ。後半はスコアが動かず1-1の引き分けに終えた。

   フォルタレーザは、前後半で戦術を変更するが、前半のカウンターを狙った速い攻撃では複数の好機を創出することができたものの、後半は相手陣に押し込んだ局面でゴール前の守備網を崩すアイディアに欠け、後半30分の場面以外に好機らしい好機を演出することができなかった。
   2023年コパ・スウアメリカーナ決勝戦でも相手陣でボールを展開しながらも決定的な場面を作り出すことができず、PK戦の末、準優勝に終えたが、2024年もこの課題がクリアされなければ、クラブとして、チームとして、もう一段高いレベルにたどり着くことは出来ない。
   RBブラガンチーノは、難敵フォルタレーザを相手にアウェイで勝点「1」を獲得。特に後半は、中盤のプレスに苦しみボールを素早く展開する得意の形に持ち込めず、自陣ゴール前での守備に追われる時間帯もあったが、守備では集中力を切らすことなく試合を終えた。
   2023年7月の試合にて右膝前十字靭帯断裂の大ケガを負ったCBエドゥアルド・サントス(Eduardo Santos, 1997)が9か月ぶりの実戦復帰を果たした。196cmの長身でバネがあり、空中戦に強く、スピードもある選手として注目した矢先にケガを負ったことで印象に残っている選手。後半開始時にピッチに立ち無事45分間プレー。他のポジションに比べ手薄なセンターバックに貴重な選手が帰ってきた。

ジュヴェントゥージ(JUV) 1-1 アトレチコ・パラナエンセ(CAP)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=xkNdPBuIDis
(JUV) : 7' #7 エリキ・ファリアス(Erick Farias, 1997)[#21 ルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)]
(CAP) : 73' #11 ニカォン(Nikão, 1992)[#37 エスキベル(Esquivel, 2001)]

今節前の順位

   ジュヴェントゥージは全国選手権1勝1分1敗勝点4の13位。
   アトレチコ・パラナエンセは全国選手権2勝0分1敗勝点6の4位。

得点シーン

(JUV) : 7' #7 エリキ・ファリアス(Erick Farias, 1997)[#21 ルーカス・バルボーザ(Lucas Barbosa, 2001)]
ハーフウェイライン付近からSBジョアン・ルーカス(João Lucas, 1998)がサイドライン沿いに縦にボールを送ると、FWルーカス・バルボーザが抜け出し、ゴールライン手前からPA入口へマイナスのボール。FWエリキ・ファリアスがワントラップから左足を振り抜くとボールはファーサイドに刺さりホームのジュヴェントゥージが早くも先制。[1-0]
   FWエリキ・ファリアスは、グレミオ育成出身ながら、ブラジル国内でのプロデビューを待たず、20歳でデンマーク2部ヴェイレBKへ移籍しプロデビュー。半年でブラジルに復帰すると、全国選手権下位リーグや全国選手権に参入しないクラブでのプレーが続く。2023年イピランガ-RSにて半年の間に州選手権、全国選手権3部合わせて25試合15得点の成績を収めると、2023年7月末に当時全国選手権2部のジュヴェントゥージに加入。13試合2得点の成績を残し1部昇格に貢献。2024年はシーズン開始からレギュラーを務めるが、州選手権決勝(H&A)および全国選手権開幕節はベンチスタート。第2節でスタメンに復帰すると、この試合で自身初めてプレーする全国選手権1部での初ゴールを決めた。
(CAP) : 73' #11 ニカォン(Nikão, 1992)[#37 エスキベル(Esquivel, 2001)]
ジュヴェントゥージのカウンターを仕掛ける縦のボールをハーフウェイライン上でCBマテオ・ガマラ(Mateo Gamarra, 2000)がインターセプト。左サイドライン際のSBエスキベルがボールを受けるとゴール前にクロス。MFニカォンがファーサイドを上がりスライディングでワンバウンドのボールに足を合わせるとボールはゴールに吸い込まれアトレチコ・パラナエンセが同点に追いつく。[1-1]
   MFニカォンは、2015‐21年の7年間をアトレチコ・パラナエンセでプレーし307試合47得点43アシストを記録。2022年にサンパウロへ移籍したものの、2024年4月19日に期限付き移籍でアトレチコ・パラナエンセに復帰。今節後半18分にクラブ再デビューを果たすと、10分後の後半28分に復帰後初ゴールを決めた。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:56% 44% ⇒ 前後半:53% 47%
シュート(枠内): 前半:4‐3(1-0) ⇒ 前後半:13-14(5-6)
パス成功率: 前半:85% 82% ⇒ 前後半:82% 77%

   ジュヴェントゥージは、退場による出場停止のCBルーカス・フレイタス(Lucas Freitas, 2001)など、1-5の大敗を喫した前節ボタフォゴ戦から4選手を交替。
   アトレチコ・パラナエンセは週中のコパ・スウアメリカーナから6選手、一週間前の第3節から退場による出場停止のFWカノービオ(Canobbio, 1998)など3選手を入れ替え。

   ホームのジュヴェントゥージは立ち上がりから、スリーラインが統制の取れたコンパクトさを保ち、インテンシティの高いプレーを展開すると、前半7分に早くも試合の均衡を破る。
   この失点で目を覚ましたのか、アトレチコ・パラナエンセもプレーの強度を高め、試合は白熱した展開の中均衡状態に陥る。やがて、アトレチコ・パラナエンセがボールを持つ時間が長くなり始めると、ジュヴェントゥージは自陣の高い位置にコンパクトなスリーラインを築き、アトレチコ・パラナエンセの攻撃を受けながらもカウンターをうかがう展開となる。
   互いに相手ゴールに迫るが、GKを脅かすようなシュートを放つまでには至らず、ジュヴェントゥージの1-0のリードのまま前半を終える。
   後半に入るとアトレチコ・パラナエンセは、高い位置にVOLフェルナンジーニョ(Fernandinho, 1985)が入る。すると、後半10分までに5本のシュート、後半8分のセカンドボールを拾ったVOLエリキ(Erick, 1997)のミドルシュートはゴールポストを直撃。試合の主導権をアトレチコ・パラナエンセが一気に奪う。
   しかし、ジュヴェントゥージの統制の取られたスリーラインはアトレチコ・パラナエンセに十分なスペースや時間を与えず、また、ボールを奪ってからのカウンターへの意思統一も図られゴールへの意識を高く保つ。
   後半18分、23分とアトレチコ・パラナエンセは相次いで選手交代を実施。後半18分にピッチに送られたMFニカォンは、左サイドを中心とした攻撃の中、右サイドをオフザボールで上下動を繰り返すと、後半28分に左サイドからのクロスにゴール前ファーサイドに飛び込み同点ゴール。さらに2分後にも右サイドからGKに片手で防がれたものの惜しいシュートを放つ。
   ジュヴェントゥージもホームでの勝点「3」を勝ち取るために前に出る意識を高め、後半35分を過ぎて相次いでアトレチコゴールに迫る。しかし、この時間帯に放った7本のシュートは、後半44分のFWクレイトン(Kleiton, 1999)がペナルティマーク付近からマイナスのボールを受けて放ったシュートが枠を越えるなど、精度に欠け、勝ち越しゴールを奪うに至らなかった。

   ジュヴェントゥージは前節5失点(退場者が出る前に2失点)を喫した守備が、単純に引いてゴール前を閉じるのではなく、ラインをコンパクトに保つことでスペースを消し、寄せを速めることでかなり強度が上がった。さらに同時に守→攻への移行も早まり、監督交代後の成績が試合開始前の段階で10勝1敗と好調のアトレチコ・パラナエンセをボール支配率やシュート数といった数字の上で上回った。
   4月19日の移籍ウィンドウが締まった直後に配信された「GE」紙のネット記事によると、2023年シーズン終了後にジュヴェントゥージは23選手を獲得しながら、移籍金負担は僅かに90万レアル(約2700万円)。[最多はフラメンゴの1億6232万レアル(約48億7000万円。4選手獲得)。ちなみにアトレチコ・パラナエンセは7628万レアル(約22億9000万円。10選手獲得)。最少はクリシウーマ48万レアル(約1460万円。13選手獲得)]
   クラブは慢性的な財政難のため、他クラブを契約満了でフリーとなった選手を中心に「数打ちゃ当たる」的な補強しかできない中、ホージェル・マシャード(Roger Machado)監督は、組織的なチームを構築しつつある。以前のインタビュー記事で「攻撃は試合に勝つチームを作るが、守備はシーズンに勝つチームを作る」という主旨の発言をしていた。過去にはグレミオやパウメイラス、フルミネンセ、アトレチコ・ミネイロなどの強豪を率いながらも満足な成績を残せていないが、2014年に監督としてのキャリアをスタートを切る機会を与えてくれたジュヴェントゥージへの恩返しと共に、得点も奪える守備的なチームを構築し、監督としての評価を上げたい。
   アトレチコ・パラナエンセは、日程的な不利があったとはいえ、ジュヴェントゥージの速く寄せる守備に苦しみ、後半30分の同点ゴールで辛うじて勝点「1」を獲得できたといえる試合内容。
   クーカ(Cuca)監督就任後、7連勝23得点で全国選手権開幕を迎え、開幕節を4-0の完勝を収めたものの、第2節以降はコパ・スウアメリカーナ1試合を含め、4試合で3得点。第2節グレミオ戦では戦術的な歯車が完全に狂い攻撃は機能しなかったが、他の3試合は多くのチャンスを迎えながらも決め切れていない。勝敗こそ2勝1分1敗で切り抜けているが、得点を奪えないことが焦りへと変わる前に手を打ちたい。

インテルナシオナウ(INT) 1-1 アトレチコ・ゴイアニエンセ(ACG)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=-Ep2CY0GX4U
(ACG) : 50' #17 デレキ(Derek, 1997)[#1 ホナウド(Ronaldo, 1996)]
(INT) : 55' #19 ボレー(Borré, 1995)[#21 ウェズレイ(Wesley, 1999)]

今節前の順位

   インテルナシオナウは全国選手権2勝0分1敗勝点6の6位。
   アトレチコ・ゴイアニエンセは全国選手権0勝0分3敗勝点0の19位。

得点シーン

(ACG) : 50' #17 デレキ(Derek, 1997)[#1 ホナウド(Ronaldo, 1996)]
GKホナウドからのフィードを右SBマギーニョ(Maguinho, 1992)がディフェンダーと競り合うが、ボールは頭上を越えインテルナシオナウゴールに向かい流れる。最終ラインの裏でボールを拾ったFWデレキがディフェンダーをかわし、間合いを詰めるGKの脇を抜くシュート。副審はオフサイドフラッグを掲げるが、VARの検証の結果、SBマギーニョはボールに触れておらず、オフサイドの基準はGKホナウドが蹴った瞬間。この時点でFWデレキはオンサイドのポジションに位置しゴールが認められる。
   FWデレキは、2024年全国選手権開幕前にアトレチコ・ゴイアニエンセに加入。メタリスト/UKRで2年半のプレー歴があるが、全国選手権1部でのプレーは今季が初となる。3試合目の出場でクラブ初ゴールをマーク。
(INT) : 55' #19 ボレー(Borré, 1995)[#21 ウェズレイ(Wesley, 1999)]
自陣ゴール前にブロックを構築するアトレチコ・ゴイアニエンセ守備陣の前でインテルナシオナウがボールを展開。左サイドライン際からFWウェズレイが送ったボールはカーブを描き最終ラインのDFの間に向かう。このボールにFWボレーが頭を振り抜き、すかさずインテルナシオナウが同点に追いつく。
   FWボレーは、2021コパ・アメリカなどコロンビア代表として32試合5得点。2017年にアトレティコ・マドリード/ESPから期限付き移籍先のビジャレアル/ESPにて30試合4得点2アシスト、2018-21年はリーベルプレート/ARGで通算146試合56得点12アシスト、2021/22-22/23年はアイントラハト・フランクフルト/GERにて92試合15得点10アシスト。期限付き移籍先のヴェルダー・ブレーメン/GER(19試合4得点)を経て2024年1月にインテルナシオナウに加入。エクアドル代表FWエネル・バレンシア(Enner Valencia, 1989)とのポジション争いに後手に回ったものの、FWエネル・バレンシアのケガによる離脱により出場機会を得ると、週中のコパ・スウアメリカーナに続く2試合連続ゴール。FWエネル・バレンシア復帰後もポジションを確保したい。

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:% % ⇒ 前後半:68% 32%
シュート(枠内): 前半:‐(-) ⇒ 前後半:20-4(3-2)
パス成功率: 前半:% % ⇒ 前後半:86% 75%

   インテルナシオナウは3日前に行われたコパ・スウアメリカーナでのスタメンから、MFグスタヴォ・プラード(Gustavo Prado, 2005)に代えFWルーカ(Lucca, 2003)、同時に布陣も4-4-2から4-3-3へと変更。
   アトレチコ・ゴイアニエンセは、2人の退場を出した一週間前の第3節サンパウロ戦から守備的なポジションを中心に4選手を変更。ここまで全国選手権は3連敗中だが、うち2試合は試合半ばで退場者を出す試合展開。規律を守った戦いで初白星を飾りたい。

   アトレチコ・ゴイアニエンセは、強力な攻撃陣を誇るインテルナシオナウを相手に、自陣の低い位置で4-5-1、もしくは5-4-1の人数をかけた固いブロックを構築。ワントップFWルイス・フェルナンド(Luiz Fernando, 1996)をターゲットにしたカウンターを目論む。
   インテルナシオナウは、相手陣でボールを展開し攻撃の糸口を探るが、司令塔MFアラン・パトリッキ(Alan Patrick, 1991)を全国選手権開幕前のケガで欠き攻撃に厚みが生まれない。中央を崩すパス交換やサイドからのクロスは抑えられ、たびたびミドルシュートを放つものの、GKホナウド(Ronaldo, 1996)を脅かすようなシュートはない。
   アトレチコ・ゴイアニエンセの思惑通り試合は進み前半を0-0で折り返す。
   後半開始時にアトレチコ・ゴイアニエンセはFWエミリアーノ・ロドリゲス(Emiliano Rodríguez, 2003)に代えFWデレキを投入。すると、後半5分、FWデレキはGKホナウドからのロングフィードに抜け出し、GKとの一対一の場面を冷静な判断のシュートでゴール。アトレチコ・ゴイアニエンセが劣勢の中先制点を奪う。
   前半同様の堅固な守備で先制点を守り抜きたいアトレチコ・ゴイアニエンセだが、先制から5分後の後半10分、インテルナシオナウFWウェズレイにサイドライン際から精度の高いクロスを上げられ、FWボレーに頭を合わされ同点に追い付かれる。
   インテルナシオナウは、同点後には左サイドを中心にサイドライン際や一列内のラインからボールをゴール前に送り、中央では複数の選手が最終ライン裏を狙う動きを見せ、相次いで好機を作り出す。後半23分にはゴールエリア左を抜け出したMFマウリシオ(Maurício, 2001)が角度のない位置からクロス。ディフェンダーが出した足に当たった難しいボールをアトレチコGKホナウドが片手で弾き返したクリアボールをインテルVOLチアゴ・マイア(Thiago Maia, 1997)がダイレクトにシュート。これはディフェンダーがブロック。
   後半34分には再びMFマウリシオがゴールエリア左を抜け出し間合いを詰めるGKをかわしマイナスのパス。FWボレーがボールをGK不在のゴールに蹴り込むが、ディフェンダーが壁となりゴールマウスを守り抜く。
   インテルナシオナウはタイムアップの笛が鳴るまで攻撃を畳み掛けるが、アトレチコ・ゴイアニエンセはGKホナウドを中心とした守備陣が最後まで高い集中力を保ち粘り強くゴールを守り切る。
   試合は1-1にて終了。アトレチコ・ゴイアニエンセは全国選手権4試合目にして1ポイントながら勝点を獲得した。

   アトレチコ・ゴイアニエンセは、前節の退場により2選手が出場停止、インテルナシオナウから期限付き移籍中の主力VOLバラーリャス(Baralhas, 1997)が試合に出られない中、全選手が意思統一された戦術、戦略を個々に遂行し、粘り強いサッカーで勝点「1」を勝ち取った。開幕節の不可解な判定によるPKや退場劇など、これまで不運な面も見られたが、今節はそんな運を吹き飛ばすような奮闘を見せた。
   スタートダッシュは出遅れたが、これまで続けてきたサッカーを自信に変え、先ずは初白星を挙げ、残留圏を確保して全国戦選手権を戦いたい。
   インテルナシオナウは、前半は閉塞感が漂う試合内容だったが、後半に入り、左サイドライン際をFWウェズレイ、その一列内をMFマウリシオが位置取り、ボールが入ったFWウェズレイへのディフェンスの対応に応じて、寄せが甘いとFWウェズレイがクロス、寄せが速いとMFマウリシオが空いたスペースを突いて、多くの好機を演出した。
   アトレチコ・ゴイアニエンセの魂のこもった守備を前に逆転ゴールこそ奪えなかったが、ゴール前を閉じる相手守備網の崩しの面では一歩前進したように思われる。あとは最後のシュートへのアイディアやシュート精度を上げ、次節以降へ繋げていきたい。

サンパウロ(SAO) 0-0 パウメイラス(PAL)

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=WCYSJUW0xzk

今節前の順位

   サンパウロは全国選手権1勝0分2敗勝点3の14位。
   パウメイラスは全国選手権1勝1分1敗勝点4の11位。

得点シーン

N/A

試合経過、所感その他

ボール保持率: 前半:51% 49% ⇒ 前後半:54% 46%
シュート(枠内): 前半:6‐3(0-1) ⇒ 前後半:13-8(1-3)
パス成功率: 前半:83% 79% ⇒ 前後半:82% 75%

   サンパウロは、スベルディア(Zubeldía)監督による采配2試合目。初采配となった週中のリベルタドーレスは、3バックから4バックへシステム変更。スターティングイレブンは大きく変更せずアウェイで2-0の完勝を収めた。今節のリベルタドーレスとほぼ同じ顔ぶれ。しかし、最終ラインを4バックから3バックへ戻し、CBジエゴ・コスタ(Diego Costa, 1999)がスタメン復帰。トレーニング中に筋肉系のケガを負ったVOLパブロ・マイア(Pablo Maia, 2002)に代わりVOLボバディージャ(Bobadilla, 2002)がボランチに入る。
   パウメイラスは、州選手権閉幕後の公式戦4試合で得点が僅かに「2」と攻撃面に課題を抱えていたが、週中のリベルタドーレスでは後半での選手交代が功を奏し3-2の逆転勝ちを収め、5試合ぶりに複数得点を奪った。今節はリベルタドーレスでの選手交代後の顔ぶれを中心とした4-3-3の布陣で試合に臨む。

   試合は緊張感に包まれた立ち上がり。互いに中盤が激しいマークで自陣に入るボールに素早く寄せ、相手が前を向いてプレーする時間とスペースを与えない。
   前半28分にパウメイラスに右CKからCBグスタボ・ゴメス(Gustavo Gómez, 1993)がヘディングシュートを見舞うが、サンパウロGKハファエウ(Rafael, 1989)が横に跳び両手でボールを弾き返すスーパーセーブ。サンパウロも縦に速くボールを送りミドルシュートやアーリークロスからゴールを狙うがボールは枠を捉えない。
   ハーフタイムの修正を終えると、後半立ち上がりは高い位置でプレスに出たパウメイラスが相次いで相手ゴールに迫る。後半11分、パウメイラスはペナルティエリア近辺でのプレスからペナルティエリア内ゴールライン際でFWエンドリッキ(Endrick, 2006)がボール奪取。GKハファエウが間合いを詰めに来たところをペナルティエリア入口へボールを戻し、FWラザロ(Lázaro, 2002)がダイレクトにシュート。しかし、カバーリングに入ったサンパウロVOLアリソン(Alisson, 1993)がゴールライン上でクリア。
   この苦しい時間帯を乗り越えると、サンパウロは左サイドにFWフェヘイラ(Ferreira, 1997)を投入。
   サンパウロは、後半22分、左サイドをFWフェヘイラが自陣から抜け出し、ペナルティエリア左へボールを送り、FWルシアーノ(Luciano, 1993)がゴール前にクロス。FWカレリ(Calleri, 1993)が難しい態勢から踵でボールをゴールに流し込もうとするが、ボールは僅かにゴールポストの外へ。
   その後も両チームは組織的で強度の高い守備は綻びを見せず、攻撃陣も僅かな隙をつきゴールに迫るがゴールは生まれない。
   90分間緊張感が継続したクラシコは、2月24日スーペルコパ・ド・ブラジル、3月3日州選手権第11節に続き、今季3度目の対戦も雌雄を決することはなく、0-0の引き分けに終えた。

   サンパウロは、公式戦3試合連続の無失点試合。スベルディア監督は従来のサッカーをベースに細かい修正を施し守備面の再構築した。最近好調のFWフェヘイラをベンチスタートとし、ジョーカーとして後半に投入、ゴールこそ奪えなかったもののFWフェヘイラは複数の好機を演出した。今後どのように監督自身の色をチームにつけていくのか、非常に興味深い。
   パウメイラスは、中盤や前線の選手のプレスなど、GKウェヴェルトン(Weverton, 1987)や最終ラインを中心とした意思統一の図られた守備は十分に機能し、全国選手権は第4節を終えて失点は僅かに「1」。一方で、今節も無得点に終わり、全国選手権は4試合で僅かに「1」得点。前線には個別に能力の高い選手が揃っているが、右SBマイキ(Mayke, 1992)、左SBピケレス(Piquerez, 1998)の高精度のクロスにタイミングよく頭を合わせることのできる選手が、FWアルトゥール(Artur, 1998)の移籍、FWドゥドゥ(Dudu, 1992)の長期離脱後に表れてこないことも得点力不足の一因か。
   2023年終盤は、試行錯誤の末、4バックから3バックへの変更と、FWエンドリッキをセンターフォワードに据えたことで不振を脱し、全国選手権での逆転優勝を収めたが、2024年も再び試行錯誤を繰り返す必要があるのかもしれない。

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