〖世代別代表選手 現在地〗 2020東京五輪U-23 1/3

投稿者: | 2024年3月18日
2024/03/18 新規投稿

過去の各育成カテゴリー「W杯」「南米選手権」等の国際大会におけるブラジル代表の成績、および、代表選手のその前後の経歴や、投稿日現在の状況を追いかけてみたいと思います。成績等のデータは、サッカーサイト「oGol」を中心に「Wikipedia」などを参照しています。

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<監督>

アンドレ・ジャルジーニ(André Jardine)

– 大会前

   リオグランデドスル州ポルトアレグレ市出身。1979年9月8日生まれ。
   2003年にインテルナシオナウU-10チームの監督として入団。10年間同クラブに在籍し、全育成カテゴリーの監督を務め、2013年9月にグレミオU-17チーム監督に就任。グレミオではルイス・フェリピ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督のアシスタンスコーチに就任。短期間ながら監督代行としてトップチームを指揮
   2015年2月にサンパウロU-20監督に就任すると2016年U-20コパ・ド・ブラジルに優勝。2018年終盤から2019年序盤にかけてはトップチームの監督代行を務める。
   2019年4月にU-20ブラジル代表監督に就任し、しばらく後にU-23代表監督を兼任。6月に開催されたトゥーロン国際大会(U-23)において5試合16得点1失点という圧倒した内容で大会制覇。2020年東京五輪南米予選を2位で通過し本大会に出場。本大会はスターティングイレブンをほぼ固定し、攻撃的なポジションに後半途中から起用した選手が期待に応えるプレーを見せ大会制覇。

– 大会後

   2022年2月にメキシコ中堅クラブのアトレティコ・サン・ルイスの監督に就任。同クラブでは2021/22後期リーグ戦、2022/23後期リーグ戦に準々決勝に進出。中堅クラブを2度に渡り準々決勝進出に導いた実績が評価され、2023年6月、メキシコの強豪クラブ、アメリカの監督に就任。2023/24前期リーグでは、リーグ戦を12勝4分1敗と2位に勝点差7をつけ一位で通過すると、ホーム&アウェイで開催される決勝ラウンド準々決勝(2試合合計4-2)、準決勝(同5-2)、決勝(同4-1)を勝ち抜き優勝。(前期通算23試合15勝6分2敗、50得点—19失点)
   2024年3月18日現在、2023/24後期リーグ(全17試合)は第12節終了時点で首位と勝点差3の2位。

<GK>

サントス(Santos, 1990/3/17)

– 大会前

   アトレチコ・パラナエンセ下部組織出身で、2011年8月10日コパ・スウアメリカーナ(欧州のヨーロッパリーグに相当)国内代表決定戦フラメンゴ戦2ndレグにてスターティングイレブンに抜擢。21歳のプロデビューを飾る。
   2018年、正GKウェヴェルトン(Weverton, 1987, 2024年3月現在パウメイラス所属、2022W杯代表)の移籍を受け、正GKの座を掴むと、2018年&2021年コパ・スウアメリカーナ、2019年コパ・ド・ブラジルのタイトルを獲得。2019年には全国選手権ベストイレブンに選出。
   東京五輪はオーバーエージとして選出。チームの全6試合にフル出場。準決勝メキシコ戦では、PK戦においてメキシコ一人目のPKをストップ。メキシコはその後二人目がゴールポストに当て失敗。ブラジルは全員が成功し、決勝進出を果たした。

– 大会後

   2022年4月1日、4年契約、300万ユーロ相当の移籍金でフラメンゴへ移籍。4月最後の試合で2度目のスタメンに起用されるとそのままポジションを獲得。コパ・リベルタドーレス、コパ・ド・ブラジルの二冠を獲得。
   2023年も正守護神としてシーズンをスタートするが、2023年5月7日の試合にて試合終了間際に負傷交代。翌試合は大事を取り欠場。その後3試合に出場するが、4試合目以降は欠場した試合にゴールを守ったGKマテウス・クーニャ(Matheus Cunha, 2001)にポジションを奪われる形で2ndキーパーとなる。シーズン終盤はボカ・ジュニオルス/ARGから加入したGKロッシ(Rossi, 1995)の2番手に甘んじ、最後まで出場機会に恵まれなかった。
   2024年1月9日にフォルタレーザへ3年契約で移籍。前年の正GKジョアン・ヒカルド(João Ricardo, 1988)の2番手として、2024年3月18日現在、チーム全14試合のうち3試合でゴールポストを守っている。

– 主な(世代別)代表経歴

   2019年にフル代表の親善試合4試合、2021年から2022年にかけて2022W杯南米予選5試合に向けた代表に招集。しかし、いずれの試合もベンチ入りを果たすものの出場機会はなし。

ブレーノ(Brenno, 1999/4/1)

– 大会前

   育成専門クラブのデスポルチーヴォ・ブラジルを経てグレミオ下部組織に加入し、2019年3月17日、リオグランデドスル州選手権でのクラシコ、インテルナシオナウ戦にてスターティングイレブンに抜擢され19歳でのプロデビューを飾る。2015年には短期間ではあるが、山東泰山/CHNのU-17チームへ期限付き移籍する珍しい経歴を持つ。
   2021年に入り、グレミオの正GK、2番手GKのいずれもが不安定なパフォーマンスで監督の失うと、3月の州選手権第4節でスタメンに抜擢され、そのままレギュラーの座を獲得。

– 大会後

   東京五輪が終わりグレミオに戻るが、大会期間中にポジションについたGKガブリエウ・グランド(Gabriel Grando, 2000)の控えに甘んじる。チームが下位に低迷する中、一時的に固めて9試合に先発起用されるが、再びベンチ要員に甘んじることとなりシーズンを終える。
   2022年はチームが全国選手権2部に参戦する中、ガブリエウ・グランドとのポジション争いを繰り広げ、チーム全55試合のうち35試合に出場。
   2023年はシーズン当初こそレギュラーとして試合に出るものの次第に控えにまわることが多くなり、2023年8月、イタリアセリエBのバリへ買取オプション付きの一年間の期限付き移籍。バリ加入後は、セリエB開幕節から(2023年3月18日現在)全30試合すべてにスタメン出場。チームは15位と低迷しているが、バリでの活躍を足掛かりに上位クラブへの移籍を果たしたい。

ルカォン(Lucão, 2001/2/26)

– 大会前

   2013年に11歳で入団したヴァスコ・ダ・ガマ下部組織で早くから将来を嘱望され、次々と世代別代表に選出され、2017年には南米U-17選手権、U-17W杯、2019年トゥーロン国際大会などの世代別代表に選出。
   2020年にトップチームに昇格し、2月2日リオデジャネイロ州選手権第5節ボタフォゴとのクラシコでスターティングイレブンに抜擢、18歳でのプロデビューを飾る。この年は計5試合に出場。
   2021年はシーズン序盤の州選手権、コパ・ド・ブラジルに正GKとして11試合に出場する。しかし、チームが補強として獲得したベテランGKヴァンデルレイ(Vanderlei, 1984)にポジションを奪われる。7月に全国選手権2部3試合に出場した後、五輪代表に合流する。

– 大会後

   凱旋試合は8月18日全国選手権2部第19節。その後は控えにまわるが、10月16日第30節にスタメンに返り咲くと最終節(第38節)まで先発出場が続く。
   2022年1月、ヴァスコ・ダ・ガマはGKの補強を進め複数の選手を獲得。ルカォンは構想外となり両者合意の上契約を解除。2月に入りRBブラガンチーノと5年契約を締結。RBブラガンチーノでは正GKクレイトン(Cleiton, 1997)の2番手GKの位置づけられるが、2022年はわずか一試合の出場のみに終える。
   2023年も2番手としての状況は変わらず、GKクレイトンがケガのため戦列を離脱した7試合に出場。その7試合でチームは4勝2分1敗の成績を収め、ルカォンは2番手GKとしての数字上のタスクを見事に遂行。
   2024年序盤、チームは州選手権とリベルタドーレス予備予選が並行する厳しい日程を消化する必要もあり、ルカォンはターンオーバーにより1月に開幕した州選手権の3試合に出場。少しずつではあるが、試合出場機会を増やしつつある。

– 主な(世代別)代表経歴

   2017南米U-17選手権:1試合出場
   2017W杯代表:出場機会なし
   2019トゥーロン国際大会:1試合出場

<CB>

ジエゴ・カルロス(Diego Carlos, 1993/3/15)

– 大会前

   育成専門クラブのデスポルチーヴォ・ブラジルを経て、2013年1月、サンパウロU-20に期限付き移籍、5月にトップチームに昇格。サンパウロでのトップチームデビューを待たず、2014年にパウリスタへ期限付き移籍。2014年3月1日州選手権にてパウリスタから20歳のプロデビュー。
   2014年7月、エストリウ・プライア/PORへ完全移籍。期限付き移籍先ポルト/POR Bチームで経験を積み、エストリウ・プライア復帰。この期間の活躍を評価され、2016年ナント/FRAへ5年契約、移籍金推定200万ユーロの内容で移籍を果たす。
   ナントでは2018/19シーズンまで通算108試合に出場。
   2019年5月31日、セビージャ/ESP加入が発表される(移籍金推定1500万ユーロ)。2019/20シーズン開幕節に先発出場を果たすと、以降は絶対的なレギュラーとして君臨。2020年8月21日ヨーロッパリーグ決勝インテルナツィオナーレ/ITA戦では、2-2で迎えた後半29分、セットプレーから相手ディフェンダーのクリアボールにバイシクルシュート、ディフェンダーの足に当たったボールがゴールネットを揺らし、決勝ゴール(記録上はオウンゴール)を奪う。

– 大会後

   東京五輪はオーバーエージとして全6試合にフル出場を達成。
   セビージャで2021/22シーズン終了時点で3年間136試合6得点の記録を残すと、2022年6月1日、アストン・ヴィラ/ENGがジエゴ・カルロスの獲得を発表(移籍金推定3100万ユーロ)。
   2022年8月6日プレミアリーグ開幕戦に先発出場を果たすと、13日第2節も先発出場。ところが、第2節試合終了間際に悲劇が訪れる。左足アキレス腱を断裂する大ケガ。復帰まで9か月の診断を受けるが、回復は早く、2023年3月にベンチ入り。しかし、5月6日第35節に25分間出場したのみで、2022/23シーズンは3試合205分間の出場に終えた。
   2023/24シーズンは、開幕節に途中出場を果たすと以降は先発出場、途中出場を繰り返す。2024年2月に約一か月間戦列を離脱するが、2024年3月18日現在、チーム全43試合のうち、27試合(うち先発19試合)に出場。12月6日第15節マンチェスターシティ戦、9日第16節アーセナル戦との上位対決では両試合に先発フル出場、圧巻のプレーで2試合連続のクリーンシートに貢献。

– 主な(世代別)代表経歴

   2020年11月に2022W杯南米予選第3、4節に向けた代表に招集。出場機会なし。

ヒカルド・グラッサ(Ricardo Graça, 1997/2/16)

– 大会前

   2010年12歳でヴァスコ・ダ・ガマ下部組織に入団し、2018年1月18日リオデジャネイロ州選手権開幕節にて、ゼ・ヒカルド(Zé Ricardo)監督のもと、先発に抜擢され20歳でのプロデビューを果たす。
   2018年のデビュー戦後は、州選手権4試合、リベルタドーレス予備予選4試合に連続して先発出場。しかし、チームがリベルタドーレス予備予選1stレグでの4点のリードを守り切れず2ndレグで同点に追いつかれPK戦の末敗退すると、監督の信頼を失い、ポジションを失う。
   5月終盤から8月終盤にかけ一時的にレギュラーの座を奪い返すものの、監督交代もあり、9月以降はベンチを温める試合が続きシーズンを終える。
   2019年も2018年と同様に一時的にレギュラーの座を掴むものの、年間を通じてポジションを確保することができない。
   2020年になりコロナ感染症拡大による自粛期間が明けると多くの試合に先発出場。
   2021年も五輪期間の前後を除き多くの試合に先発出場を果たす。しかし、チームは全国選手権2部にて10位に低迷する。
   2020年1月に開幕した2020東京五輪南米予選に代表として選出。南米予選は2試合の出場に止まるが、決勝ラウンド最終節のアルゼンチン戦にて先発に抜擢されチームの3-0の勝利、五輪出場権獲得に貢献。
   2021年7月開幕2020東京五輪にも代表に選出されるが、本戦は出場機会に恵まれることはなかった。

– 大会後

   2021年12月23日、ジュビロ磐田/JPNが完全移籍による獲得内定の発表(登録名:リカルド・グラッサ)。前所属ヴァスコ・ダ・ガマでは2018‐21年の4年間で111試合5得点を記録。
   ジュビロ磐田では2022年1部リーグ22試合2アシスト、カップ戦1試合、計23試合2アシスト。2023年2部リーグ35試合2得点2アシスト、カップ戦3試合、計38試合2得点2アシスト、2部リーグベストイレブンに選出。
   2024年3月18日現在、1部リーグ開幕節から全4試合に先発90分間のフル出場を果たしている。

– 主な(世代別)代表経歴

   2020年1月開幕‐東京五輪南米予選: 2試合出場

ブルーノ・フッキス(Bruno Fuchs, 1999/4/1)

– 大会前

   インテルナシオナウ下部組織出身で、2019年7月28日全国選手権第12節セアラー戦で先発に抜擢され19歳でのプロデビューを飾る。
   2019年は、U-20、U-23、トップチームと並行して出場。トップチームでは9月29日以降の一か月間で5試合に先発するなど、年間10試合に出場。6月にはトゥーロン国際大会(U-23)の1試合に出場。10月にはU-23代表として日本U-23代表との親善試合(X2-3)に13分間出場。
   2020年1月開幕の東京五輪南米予選代表に選出。決勝ラウンド3試合を含めた計5試合(うち先発4試合)に出場。
   帰国後はレギュラーの座を獲得し、州選手権、リベルタドーレスに出場。好調を維持する中、コロナ感染症拡大による自粛期間に突入するが、自粛期間明け後も州選手権、全国選手権で連戦に渡りスタメンに名を連ねる。しかし、8月13日全国選手権第2節コリチバ戦がインテルナシオナウでの最後の試合となる。
   2020年8月25日、CSKAモスクワへの移籍が発表される(移籍金推定800万ユーロ)。
   8月30日、ロシア1部リーグ第6節での後半33分にピッチに送り出されクラブデビューを飾る。しかし、この試合で負傷。その後2020/21シーズンは戦列に復帰することができずシーズンを終える。
   しばらく実戦から遠ざかるものの、2021年7月開幕の東京五輪代表に選出。

– 大会後

   2021年7月開幕の東京五輪本戦は、残念ながら出場機会に恵まれない。
   CSKAモスクワ帰還後もあまり多くの出場機会に恵まれず、2021/22シーズンは9試合(うち先発4試合)の出場にとどまる。
   2022/23シーズンを迎えるが、チーム内の序列は3番手もしくは4番手となりカップ戦を中心に試合に出場。CSKAモスクワ加入後はケガがあったとはいえ、クラブの期待に応えることができず、自分自身も満足のいかない時間を過ごす中、アトレチコ・ミネイロから獲得の打診を受ける。
   2022年12月22日、アトレチコ・ミネイロより2023年末までの期限付き移籍加入が発表。
   2023年1月21日ミナスジェライス州選手権開幕節にて先発に抜擢されクラブデビュー。その後は州選手権と並行して開催されるリベルタドーレス予備予選やコパ・ド・ブラジルのカップ戦を中心に試合に出場。4月中旬に全国選手権が開幕すると、全国選手権を中心に試合に出場。エドゥアルド・クーデ(Eduardo Coudet)監督率いる攻撃的なサッカーでビルドアップを担い攻撃の起点となる。また、試合によってはサイドバックとして出場。ぎこちない面は見られたものの、攻撃面では精度の高いパスを次々と通しサイドライン際での起点として機能、新たな一面が発掘された。
   5月下旬からパフォーマンスが低下、ケガや突然の監督辞任を受けた監督交代などがあり、出場機会が減少するものの、9月にはセンターバックとしてポジションを奪い返す。しかし、10月最後の試合で負傷。そのままシーズンを終えた。
   アトレチコ・ミネイロは、CSKAモスクワとの交渉の末、2024年末まで期限付き移籍を延長。
   2024年は、2月14日州選手権第5節を皮切りに連戦に先発出場を果たしている。

– 主な(世代別)代表経歴

   2017年5月開幕 トゥーロン国際大会(U-20)
   2019年6月開幕 トゥーロン国際大会(U-23): 1試合出場
   2020年1月開幕 東京五輪南米予選(U-23): 5試合出場

ニノ(Nino, 1997/4/10)

– 大会前

   複数のクラブを経てクリシウーマ下部組織に入団、2016年2月17日サンタカタリーナ州選手権第7節にてクリシウーマから18歳のプロデビューを飾る。
   2017年後半からセンターバックのポジソンに定着すると、2018年は年間を通してレギュラーとして活躍。いずれも全国選手権2部での成績だったが、フルミネンセがニノの対人の強さ、スピードに注目し、2019年3月に期限付き移籍で獲得。
   なお、クリシウーマでは2016年2月のデビュー戦から2019年1月30日のクラブでの最終戦まで3年間で83試合1得点を記録。
   2019年3月フルミネンセ加入後、約一か月でポジションを獲得。全国選手権36/38試合、コパ・ド・ブラジル6/8試合、コパ・スウアメリカーナ6/8試合に出場、ほぼ全試合でフル出場を果たす大車輪の活躍。2020年、2021年も替えの効かない選手として複数の監督に重用される。チームキャプテンも務めるようになる。
   2020年1月開幕の東京五輪南米予選では、自身初の世代別代表への招集。チーム全7試合のうち6試合に先発出場。

– 大会後

   2021年7月開幕の東京五輪本戦はオーバーエージのCBジエゴ・カルロスとのコンビで全6試合にフル出場を果たし、チームの金メダル獲得に多大な貢献を果たした。
   フルミネンセではチームの浮き沈みや監督交代がある中でもレギュラーの座を常にキープ。2023年にはクラブ史上初のリベルタドーレス制覇に貢献。
   東京五輪前後から複数のオファーが欧州から届くものの、フルミネンセは交渉を拒否し続けていたが、リベルタドーレス制覇を置き土産に欧州移籍が容認された。
   フルミネンセでは、2019年3月~2023年12月の約4年10か月の在籍期間に、通算244試合13得点を記録。
   2024年1月4日、ゼニト/RUSより移籍加入が発表。5年契約、移籍金は500万ユーロ。
   3月2日に再開したロシアプレミアリーグ第19節にて先発出場でクラブデビューを飾ると、続く第20節、カップ戦準々決勝1stレグにも先発出場。チーム公式戦3試合連続で先発に起用され、早くもレギュラーの座を掴み取ったように思われる。
   欧州移籍のタイミングが遅れロシアに本拠を置くゼニトへの移籍となったが、ロシアで実績を残し、欧州上位リーグへのステップアップを果たしたい。

– 主な(世代別)代表経歴

   2023年6月開催の2試合の親善試合に向けたフル代表に招集を受けるが、直前の全国選手権で足を負傷し無念の辞退。
   2023年9月、10月、11月に開催された2026W杯南米予選に向けたフル代表に招集。2023年11月21日第6節アルゼンチン戦にて後半開始時にピッチに送り出され代表デビューを飾った。

2020東京五輪U-23代表選手一覧





















1GK /
GOL
サントス
Santos
Aderbar Melo dos Santos Neto
アトレチコ・パラナエンセ
Athletico Paranaense
1990/3/17
Overage
660000
12GK /
GOL
ブレーノ
Brenno
Brenno Oliveira Fraga Costa
グレミオ
Grêmio
1999/4/10000
22GK /
GOL
ルカォン
Lucão
Lucas Alexandre Galdino de Azevedo
ヴァスコ・ダ・ガマ
Vasco da Gama
2001/2/260000
3CB /
ZAG
ジエゴ・カルロス
Diego Carlos
Diego Carlos Santos Silva
セビージャ/ESP
Sevilla
1993/3/15
Overage
660000
4CB /
ZAG
ヒカルド・グラッサ
Ricardo Graça
Ricardo Queiroz de Alencastro Graça
ヴァスコ・ダ・ガマ
Vasco da Gama
1997/2/160000
14CB /
ZAG
ブルーノ・フッキス
Bruno Fuchs
Bruno de Lara Fuchs
CSKAモスクワ/RUS
CSKA Moskva
1999/4/10000
15CB /
ZAG
ニノ
Nino
Marcílio Florêncio Mota Filho
フルミネンセ
Fluminense
1997/4/10660000
6SB /
LAT
ギリェルミ・アラーナ
Guilherme Arana
Guilherme Antonio Arana Lopes
アトレチコ・ミネイロ
Atlético Mineiro
1997/4/14659901
13SB /
LAT
ダニエウ・アウベス
Daniel Alves
Daniel Alves da Silva
サンパウロ
São Paulo
1983/5/6
Overage
660001
16SB /
LAT
アビネル・ヴィニシウス
Abner Vinícius
Abner Vinícius da Silva Santos
アトレチコ・パラナエンセ
Athletico Paranaense
2000/5/271100
2MF /
MEI
ガブリエウ・メニーノ
Gabriel Menino
Gabriel Vinicius Menino
パウメイラス
Palmeiras
2000/9/2931500
5MF /
MEI
ドウグラス・ルイス
Douglas Luiz
Douglas Luiz Soares de Paulo
アストン・ヴィラ/ENG
Aston Villa
1998/5/9542900
8MF /
MEI
ブルーノ・ギマランイス
Bruno Guimarães
Bruno Guimarães Rodriguez Moura
リヨン/FRA
Lyon
1997/11/16659402
18MF /
MEI
マテウス・エンヒキ
Matheus Henrique
Matheus Henrique De Souza
グレミオ
Grêmio
1997/12/1929500
19MF /
MEI
ヘイニエル
Reinier
Reinier Jesus Carvalho
ボルシア・ドルトムント/GER
Borussia Dortmund
2002/1/19512200
20MF /
MEI
クラウジーニョ
Claudinho
Cláudio Luiz Rodrigues Parise Leonel
RBブラガンチーノ
Red Bull Bragantino
1997/1/28646901
7FW /
ATA
パウリーニョ
Paulinho
Paulo Henrique Sampaio Filho
バイエル・レバークーゼン/GER
Bayer Leverkusen
2000/7/15513610
9FW /
ATA
マテウス・クーニャ
Matheus Cunha
Matheus Santos Carneiro Cunha
ヘルタ/GER
Hertha BSC
1999/5/27539231
10FW /
ATA
ヒシャルリソン
Richarlison
Richarlison de Andrade
エヴァートン/ENG
Everton
1997/5/10656751
11FW /
ATA
アントニー
Antony
Antony Matheus dos Santos
アヤックス/HOL
Ajax
2000/2/24646001
17FW /
ATA
マウコン
Malcom
Malcom Filipe Silva de Oliveira
ゼニト/RUS
Zenit
1997/2/26617110
21FW /
ATA
ガブリエウ・マルチネリ
Gabriel Martinelli
Gabriel Teodoro Martinelli Silva
アーセナル/ENG
Arsenal
[アーセナル/ENG]
[Arsenal]
2001/6/1837500
監督: アンドレ・ジャルジーニ(André Jardine)
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